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登場する恐竜たちを知って、映画をもっと楽しもう!

いよいよ本日公開となるジュラシック・シリーズ最新作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」。
本シリーズの魅力はなんと言っても、
圧倒的なCG技術によって描かれる、さながら本物のような存在感を放つ恐竜たち。
しかし、劇中でその生態について言及される恐竜って実は少ないんです。

そこで、今回の記事では、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」に登場する5種類の恐竜の生態についてご紹介!
登場する恐竜たちについて知ることで、映画がさらに面白くなること間違いなし。
映画を観る前の予習、観た後の復習や、夏休みの自由研究(!)などにもお役立てください!

①ヴェロキラプトル

サブ4

◆生息年代:中生代白亜紀後期(約8300万~約7000万年前)
◆体高:1.7m/体長:4.5m
◆体重:136kg 食性:肉食
◆ニックネーム「素早い泥棒」

<解説>
体の大きさに対して脳が大きく、最も知能の高い恐竜の1種類だと言われているヴェロキラプトル。陸上において、時速39kmとも言われる俊敏な動きで獲物を狩る肉食恐竜です。

シリーズ1作目「ジュラシック・パーク」から、その高い知能と素早い動きで登場人物たちを追い詰めてきた恐竜ですが、前作「ジュラシック・ワールド」では、パークのしつけ役が信頼関係を培ったことで、頼もしい人間の味方として登場します。

続く本作、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」でも登場する「ブルー」というメスの個体は、遺伝子操作によってノドグロオオトカゲとナイルオオトカゲのDNAを組み込まれて誕生したヴェロキラプトルで、信頼する人間への忠誠心と愛情は随一です。本作においても大活躍するヴェロキラプトル「ブルー」。生物種の違いを超えた人間との絆も本作の見所です!

②バリオニクス

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◆生息年代:中生代白亜紀前期(約1億2500万年前)
◆体高:4.5m/体長7.6m
◆体重:2t 食性:肉食
◆ニックネーム「重々しい爪」

<解説>
バリオニクスは、魚を食料とする中型肉食恐竜。ワニのような形状の頭とアゴ、30cmほどもある大きな爪を用いて、川や湖で獲物を捕まえていたそうです。

本作では、マグマの降り注ぐイスラ・ヌブラル島で、登場人物を徹底的に追い詰める恐竜として登場します。その迫力・恐ろしさは「ジュラシック・パーク」シリーズのT・レックスやスピノサウルスなどの大型肉食恐竜にも引けを取りません!果たして本作の登場人物たちは、このバリオニクスの脅威から逃れられるのでしょうか…?

③カルノタウルス

サブ2

◆生息年代:中生代白亜紀後期(約8300万~約7100万年前)
◆体長7.0~9.0m
◆体重:2~4t 食性:肉食
◆ニックネーム「肉食の雄牛」

<解説>
カルノタウルスは、頭部に牛の角のような突起物がある中型肉食恐竜。体の大きさに比して大きな頭部を持ち、小さな前足を持っているのが特徴です。
50cm程しかないとされる小さな前足は、恐ろしい顔の特徴と異なり、非常にチャーミングな印象があります。

本作では、火山の噴火した島から逃げ出そうとする主人公たちを襲う恐竜として登場します。間近に迫るカルノタウルスはド迫力!窮地に陥った主人公たちの元に、”あの恐竜”が登場します!

④ティラノサウルス・レックス

★メイン

◆生息年代:中生代白亜紀末期(約6850万~約6550万年前)
◆体高:4.5~6.0m/体長12.1m
◆体重:9t
◆ニックネーム「暴君のトカゲ」

<解説>
恐竜といえばこの恐竜を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
巨大な口によって、一口で230kgの肉を捕食できたというティラノサウルス・レックス。「レックス」は「王」を意味しており、捕食していた恐竜の化石には、骨ごと噛み砕いた跡が残っているものもあるほど、強力なアゴとキバを有していた”恐竜の王”です。

ティラノサウルス・レックスはシリーズ1作目から、作中における最も象徴的な恐竜として君臨し続けている恐竜です。
本作あるいはシリーズ作品のロゴマークとして、ティラノサウルス・レックスの化石骨格が用いられていることからも、この恐竜がジュラシック・シリーズの真の主人公と言えるかもしれません。

ちなみに、本作に登場するティラノサウルス・レックスは、シリーズ1作目「ジュラシック・パーク」に登場する個体と同一の個体。その体には、「ジュラシック・パーク」でヴェロキラプトルに付けられた傷跡が残っています。

本作では、ストーリーの鍵を握る重要な役目を担うことになるティラノサウルス・レックス。“恐竜の王”が今回はどのような活躍を見せるのか、その勇姿をぜひ見届けてください。

⑤???????

JURASSIC WORLD: FALLEN KINGDOM

少女を襲う鋭いカギ爪を持ったこの恐竜…。

本作で登場する新種の恐竜は、前作「ジュラシック・ワールド」に登場した恐竜「インドミナス・レックス」のように、遺伝子操作で生み出されたハイブリッド恐竜だそうです。
そしてどうやらその遺伝子にはヴェロキラプトル「ブルー」の遺伝子が含まれているそう。

予告編やビジュアルなどでその片鱗は明かされていますが、一体どのような恐竜なのか、本作においてどのような存在になるのか、その全ては劇中で明らかになります!

最後に

いかがでしたか?今回は「ジュラシック・ワールド/炎の王国」に登場する5種類の恐竜を紹介しましたが、この他にもまだまだ魅力的な恐竜はたくさん登場します。

可愛らしい恐竜や恐ろしい恐竜、格好良い恐竜など、様々な個性を持つ恐竜たちが登場するジュラシック・シリーズ。
劇中に出てきた恐竜たちのバックグラウンドを知ることで、より深く映画の魅力を堪能できるかもしれませんね。

映画の魔法で息を吹き込まれた恐竜たちの活躍を、ぜひ劇場にてご覧あれ!

<参考>
恐竜図鑑|映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』公式サイト

<映画本編レビュー>
【7/13(金)公開】”ジュラシック・ワールド”、その意味とは。映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

<作品情報>
◆作品タイトル:『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
◆公開:7月13日(金)全国ロードショー
◆配給:東宝東和
◆監督:J・A・バヨナ ◆脚本:デレク・コノリー、コリン・トレボロウ
◆出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジェフ・ゴールドブラム、B・D・ウォン、ジェームズ・クロムウェル
(C)Universal Pictures

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