■発展しそうでしないメンズコスメ市場
そういえば、2月末に、阪急メンズ東京がメンズコスメコーナー拡大を図ったらしいわね。吉と出るか凶と出るかはさだかじゃないけれど、1つ言えるのは日本でのメンズコスメ市場開拓はそう簡単じゃないわよ、っていうこと。実際、男性のコスメ市場って本当に難しいと思うの。
いわゆる百貨店系のブランド化粧品のメンズラインの驚くべき乏しさを見れば分かるはずよ。そして、そういうメンズ向けのコスメって、今まで洗顔後にタオルでゴシゴシ拭いてたような男がちょっと買ってみようと思うのには絶妙に手が出しにくい価格帯だから余計に売れないの。売れないから研究開発も進まなくなって、余計に市場は乏しくなるっていう悪循環の構図が出来上がってしまっているのよね。
■超高級メンズコスメも売れる! 偉大なる伊勢丹メンズ館
でもね、逆にメンズコスメの「種類が少なくて、高額」っていうマイナスポイントを上手くブランディングしてバンバン稼いでいるのが伊勢丹様。ちょっとばかり可処分所得の多い男の「俺ってそういうところにもお金かけてるぜ」的プライドをうまくくすぐって、リッチ感を演出する手腕は天晴れの一言。新宿にある伊勢丹メンズ館に漂うあのプライドをこれでもかとくすぐる手法の数々には目を見張るものがあるわよね。
ちょっとお金があって「モテ」をビンビンに意識しちゃう系の男性をこれでもかと集めるのに唯一成功してるのは、あそこだけじゃないかしら。ま、小学生の頃からスキンケアに心血を注いできたあたしからすれば「こんなマイナーブランドを定価で買ってイケてるフリしてるなんてタマの小さい男ね!」としか思えないけど。でも、バカみたいに高くても市場が小さいから、実は実店舗ではなかなか手に入らないっていう妙なプレミア感が醸成されちゃって余計にその手の男の物欲を刺激しちゃってるのよね。
まあでも、伊勢丹メンズ館の功績は偉大ね! 恥の文化が染み付いた日本男児に、「高級ブラか!」と思うような値段で、おまけにとんでもない柄やデザインの下着を堂々と選ばせることに成功したんだから。あんなに賑わってるメンズ下着売り場は日本であそこだけじゃないかしら。
そこはやはり日本有数のゲイタウン新宿二丁目を擁する新宿。ジェンダーフリーに関しては寛容な街という立地にあることも関係してるわよね、きっと。
■阪急メンズ東京をメトロセクシャルな男性のメッカに!
そういう意味で、阪急メンズ東京といえば、丸の内や有楽町でバリバリ働く営業マンの溢れる街。意識高い系で、かつ可処分所得の多めな独身男性も多いんじゃないかしらね? 丸の内界隈って、男性がお買い物を楽しめるスポットって実は結構少ないのよね。まして、コスメ、かつ男性向け、となるとすぐには思いつかないもの。それに、一時期あのエリアで働いていたあたしの感覚ではあるけれど、スタイリッシュなオフィスビルが林立して、ゲイじゃないけど美容や服装に気を使うメトロセクシャルな男性達もそこそこ多いんじゃないかしら。会社帰りにジムに行く前に、大丸東京のメンズコスメコーナーで肌診断、なんてライフスタイルが当たり前になる時代が来てくれるといいわよね。
会社帰りにジムに行く前に、大丸東京のメンズコスメコーナーで肌診断、なんてライフスタイルが当たり前になる時代が来てくれるといいわよね。そんな流れを、是非阪急メンズ東京様が作ってくれて、メンズコスメ市場がもっと賑わいをみせる日がくるかしら・・・これはちょっと見ものだわね。
近々取材に行かなきゃだわ!
最先端のメンズアイテムが「これでもか」と購入できちゃう阪急メンズ東京のオンラインサイトはこちら↓
・阪急メンズ東京ファッションサイト
(https://web.hankyu-dept.co.jp/mens/ )
・阪急メンズ東京メンズコスメサイト

StartHome編集部

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