我々会社員は、給料日を楽しみに日々仕事に精を出す。なのに、当日を迎えると各種支払いに追われ、また振り出しに…。そんなやるせない気持ちの中、頭をよぎる「副業」という言葉。しかし、「会社に副業がバレてしまったら…」「副業する時間があまり取れない」と悩んでいる人も少なくないだろう。そんな人たちに「身バレせずに副業できる方法~初級編~」を紹介しよう。

マイナンバー制度も始まったし、そもそも副業で会社にバレないの?

これまで気軽に副業をしていた人ですら凍りついた「マイナンバー制度」。これにより国税局経由で副業が会社にバレてしまうのでは? なんて噂が出回った。これは事実なのか。まずは、マイナンバーを使われ副業がばれてしまう可能性を考察してみる。考えられるケースは2つ。

Insubordinate man with zipped mouth

(1)勤務先からマイナンバーを保管する役所へ連絡
(2)(1)の逆で役所が勤務先に問い合わせる

これだけである。
では、こういったケースはあり得るのか。結論から言えば、現行の法律に変更がない限りないと言っていいだろう。何故か。

(1)のケースの場合、該当ナンバーの社員が副業しているかを役所に問い合わせる。(2)の場合は、役所が会社に副業していることを伝えるということになる。しかし、いずれのケースについても、そういったマイナンバーの利用方法が法律で禁じられているのだ。だだし、役所は副業していることを会社に申告していないだけで、していることは把握できる。注意したいのは、副業で得た収入を確定申告しておくことである。これを破ると会社をクビになるのではなく、法律違反となる。

□あわせて注意しておきたいこと
住民税に気をつけること。住民税は前年の所得を参照しているため、副業で派手に稼いでいる場合、会社が支払う給与と住民税に乖離がでる。ここを経理担当者などに指摘されるケースがある。

ここまで読んでもらえれば、マイナンバー制度の施行により副業がバレるというデマを恐れることはなくなった。それでは、次にどんな副業をすべきか、初心者の方向け、ヤソカル的おすすめの副業を発表したい。

告げ口されるケースを避けるため限定スペースできる副業がおすすめ

どれだけ稼ぎたいか、何を得意とするかなど人それぞれ。自分に合う副業は異なると思うが、ヤソカルが提案したいのは、“自宅でできること”。その理由の一つは、例えば近所のコンビニでのバイトや治験などでは、いつ・だれに自分の副業を知られるかわからない恐れがあること。こういったケースで会社に告げ口され、副業を本業にせざるを得なくなった者を筆者は知っている。次に、自宅でできる副業のほとんどが時間的な拘束が緩やかである点だ。当然だが時給が発生するような仕事と異なり、自分のペースで無理なくスケジュールを組める点は、副業として望ましいはず。こういった特徴を備えた仕事をいくつか紹介しよう。

ノートパソコン

1・ネット副業の代表格「アフィリエイト」
1億総ネット時代と言われる現代、比較的、手間もなく稼げる方法として一般的なのがアフィリエイトだ。自分のブログやホームページに広告を掲載してその報酬をもらうというもの。専用の業者も存在するが、自分の趣味の延長上で副業できるという点で、比較的、手をつけやすい副業といえよう。

2・テープ起こし、データ入力
「自宅に戻ってきてまでパソコンを眺めたくない」という方を除けば、専門的なテクニックがそれほど必要ない、これらの仕事もおすすめだ。パソコンが仕事の中心に置かれている今、思っている以上にこれらの仕事は溢れている。

3・ハンドメイド販売
手先が器用であるならば、アクセサリーや雑貨、あるいはLINEスタンプなど“自分の手”で作ったものを販売するという方法もある。今さら「ハンドメイド販売?」と思われる方もいるだろう。この方法自体、大昔からある内職ではある。しかし、なぜここでハンドメイド販売を推すのか、というとネット時代だからということに他ならない。

各種メディアや広告代理店などが“流行”を生み出す時代ははるか昔、価値観の多様化が進み「何が、いつ流行るのか分からない」のが現状。また、だれもが気軽に全世界へ情報を発信できる今だからこそ、この副業はリスクを少なく、思わぬ大金を得られる可能性を秘めているのだ。

いかがであっただろうか。
数ある副業のなかかから、今回は、初めて副業をする方向けにおすすめの業種を紹介してみた。なお、著者は現在テープ起こしの副業をしたい方を募集している。我こそはという方はぜひ、お問い合わせいただきたい。ただし、副業バレについては一切の責任を持てない。

The following two tabs change content below.

StartHome編集部

快適な"Webサイト"の入り口を届けるメディア「StartHome」編集部です。日常がほんの少し変わるかもしれない"新たな発見"をお届けしていきます。

この記事に関するキーワード

Twitterでも最新記事をチェック!