子どもの卒園や卒業、入園・入学などこの時期はどうしてもお金がかかってしまう。世の家庭ではどんなやりくりをしているのだろうか。貯金の話とか家計費の話とか、根掘り葉掘り聞ける話でもないが、やはり他人のお金事情が気になってしまう。そこで、ママ向け情報サイト『ママスタジアム』が461名を対象に『ママリサ~いまどきママリサーチ~』の第12弾として、「ママのおさいふ事情」について実態調査。家庭のお金事情が明らかに…。

これって大丈夫かよ! 貯金がない家庭が2割と超シビア

「通帳」は撮影用にデザインした架空の小道具です。イメージです。

やはり気になるのが家庭の貯蓄。子どもの養育費や自宅購入など、将来のことを考えるとあるに越したことはないだろう。しかし、家族の貯金額について尋ねると20.4%の主婦が「貯金はない」と回答。20代では25.9%が「貯金はない」という。まだまだ成長段階、社会人としてこれからであろう20代であれば、共働きでもなかなか貯金は難しいかも知れない。むしろ「貯金しなきゃ」という意識があるだけでも素晴らしいと思う。

また、貯金額で見ると「100万円未満」が24.9%、「100万円台」が12.6%となり、「貯金なし」から「100万円台」が多くを占めるという結果に。急な病気や怪我でやむを得ず入院となった場合、どうすればよいのだろう…。予期せぬ場合に備え、やはり少しは蓄えておきたいものだ。そして、今回の調査での平均貯金額は252万円ということが判明。20代は167万円、30代が238万円、40代以上では393万円だという。20代と30代の差額は71万円、30代と40代の差額は155万円となった。これまでの貯蓄に加え、夫の給料UPや子どもが大きくなったことをきっかけに妻が働き始め貯金額が増えたということもあるだろう。20代、30代はなかなかお金が貯まらないかもしれないが、焦らずにコツコツと貯金をしていくことが重要なのだろう。

主婦たちのお小遣い事情 「なし」が約4割と厳しい現実が

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読者の中にも家計は妻が管理し、夫はお小遣い制だという家庭もあるだろう。小遣いが少ないと嘆いている人は改心して欲しい。なんと、「自分のおこづかいがない」と回答した主婦が約4割。専業主婦では53.3%と半数以上がお小遣いがないという。欲しいものも買えず、ただひたすら家計のために日々節約する妻たちに感謝すべきだと考えさせられる結果となった。そのほか、お小遣いがあるという妻の平均お小遣い額は1万922円/月。理想のお小遣い金額を聞くと、平均2万6345円/月。

なにもバカ高いランチに行きたいと言っているのではない。普段、会話といえば夫や子ども、外に出れば「○○ちゃんのママ」と呼ばれ子どもの話。たまには心を許せる友達と息抜きする時間も欲しいと思っているはずだ。そう考えると、もう少しお小遣いを上げてリフレッシュする時間を持ってもらうのも良いかもしれない。

年金だってもらえらるかどうかわからないこのご時勢。穏やかな老後を過ごすためにもお金は必要だ。子どものため、自分たちのためにも改めて、お金の使い方・貯金について夫婦で話し合ってみるのも良いだろう

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StartHome編集部

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