12月の街並みは露骨である。師走の言葉で表現される通り、仕事は佳境を迎えるためビジネスパーソンは足早にクライアント先へと向かう。一方で恋する2人は街並みに目をやり、トークに花咲かせるためゆったりと歩く。そして、もう1パターン。浮かれムードにうんざりとしながら足元に目をやり、目的もないのに足早に家路に向かう30代。今回は年末を華やかにしてくれる、出会い系アプリを紹介したい。

実は若い女性こそ、アプリでの出会いが現実的?

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インターネット黎明期を知るヤソカル読者にとって「出会い系」という言葉に対する印象がネガティブだというケースも少なくないだろう。実際、出会い系アプリの多くは、サクラで集客する悪質なものが大半を占めているといって過言ではない。

ではなぜ、今回アプリを紹介するのか。理由は明白で、一部ではしっかりと若い女性と出会えるからだ。なぜ若い女性と出会えるのか、そこにはヤソカル世代をちょうど境界線に、上と下の世代でインターネットデバイス、ITリテラシーに対する違いがある。老若男女が集まるコミュニティに属していれば、SNSを介して恋愛、さらには結婚まで発展したというケース、またはLINEで休暇や退職願いをする10代や20代を目にしてきたこともあるはずだ。

これについて倫理観や教育制度の違いを挙げる識者もいるが、どちらかといえば、インターネットデバイスなどが幼いころから生活に密着しているという文化の違いこそ背景にあると著者は考える。彼女らからすれば、自筆の退職願いも電話での休暇願いも、LINEも一緒。むしろ既読が確認できる分、前者よりももっと効率的だと考えているのである。

前段が長くなってしまったが、つまるところ、若い世代にとって出会系のアプリ(やサイト)は、決していかがわしいものではなく、利用するまでのハードルは低いのだ。動画サイトで自らの私生活を赤裸々に晒せるように、アプリの要件さえ気に入れば、出会いを求める効率的かつ簡易なツールとして躊躇なく手に取るわけだ。

身元保証か運営元保証。おすすめは「pairs」か「YYC」

では、これからいくつかアプリを紹介したい。紹介するアプリにサクラがまったくいない、という確証はとれない。しかし、信用するに足る材料が揃っているものとしてご覧になっていただきたい。■スマホアプリ画面は撮影用に作成したものです。■プロフィール画像は実在しない人物です。(デジタルペイントして描いたものをモザイク加工しています。架空の人物です)

▽pairs(ペアーズ)
運営元によれば、マッチング数は2,700万組、累計会員数450万人を突破したFacebook連動アプリ。ポイント制(いわゆる利用サービスごとに料金が発生するタイプ)ではなく、2,380円/月(6か月のまとめ払い)のアプリ系でいえば比較的リーズナブルな点、Facebookアカウントが必須かつ友達10人以上でないと参加できないといった信頼性などから真面目な出会いを求めるユーザーに指示されている。

pairs
https://www.pairs.lv/

▽YYC(ワイワイシー)
累計会員数で1,000万人を集める理由は、運営元にあると言える。ライブドアからLINE、mixiグループの子会社である株式会社Diverseが提供するとあって、「知っている企業なので安心」というマインドが働き、気軽に参加する若い女性が多いのがポイントだ。「みんなの日記(日記機能)」や「フォトチャット(チャット機能)」、「今、なにしている(つぶやき機能)など低コストで出会いを演出する仕組みがあるのもウケているようだ。

YYC
http://www.yyc.co.jp/

今回は、アプリそのものの信頼性を重視したため紹介したアプリは2つだが、そのほかにも山ほどある。2つのアプリで試しつつ、自分にあったものを年末、年始に探してみてはいかがだろうか。

※記事で紹介されたアプリについては、ご自身の責任でご利用ください。

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StartHome編集部

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