キングソフトのオフィスソフトの最新版は「WPS Office」ですが、旧製品「KINGSOFT Office」をご愛用いただいている方もいらっしゃるかと思います。これまで、キングソフトサポートセンターには、「KINGSOFT Office」のアート文字に関して多くのお問い合わせをいただいており、より便利にご利用いただけるよう、記事にしてみましたよ。
※2019年6月28日をもって「KINGSOFT Office」の製品サポートは終了しています。
※ご利用中のシリアルキーに対応するプログラムは下記ページよりご確認ください。
⇒Windows版 WPS Office 最新プログラムのダウンロードはこちら
「KINGSOFT Office 2016」以降のバージョンでは、アート文字とカラーパレットを新しい仕様に変更しています。そのため、「KINGSOFT Office 2013」でご利用いただいていた、アート文字とカラーパレットは表示されません。
そこで今回は、「KINGSOFT Office 2013」仕様のアート文字を表示する方法と、カラーパレットを再現する方法をご紹介します。
まず、「KINGSOFT Office 2013」と「KINGSOFT Office 2016」以降(現製品 WPS Officeを含む)のアート文字を比較してみましょう。
こちらは「KINGSOFT Office 2013」のアート文字です。
そして、こちらは「KINGSOFT Office 2016」および「WPS Office」のアート文字です。
新しいアート文字ではなく「KINGSOFT Office 2013」で利用可能だったアート文字を使いたい、という場合に一時的に以前のアート文字を復活させる方法があります。
ファイルの拡張子を「.doc形式」に変更することで、旧仕様のアート文字を表示することができますよ。
1. 画面左上の「WPS Writer」をクリック
2.「名前を付けて保存」の右側の三角形をクリック
3.「Microsoft Word 97-2003 ファイル(.doc)」をクリックして保存する
これでファイルの拡張子が「.doc」に変更されます。ファイルの拡張子を変更した後に「アート文字」をクリックすると、以下のように表示されます。
「KINGSOFT Office 2013」仕様のアート文字が表示されました!
続いて「KINGSOFT Office 2013」のカラーパレットを再現する方法をご紹介します。
まず、「KINGSOFT Office 2016」および「WPS Office」のカラーパレットを見てみましょう。
「KINGSOFT Office 2016」にアップグレードしていると、 「KINGSOFT Office 2013」で作っていたファイルを編集する場合や、以前のカラーパレットにお気に入りの色があった場合でも、カラーパレットが更新されているので、選択することはできません。
「KINGSOFT Office 2013」のカラーパレットの色を「KINGSOFT Office 2016」や「WPS Office」で再現したい場合は、以下の方法をお試しください。
1. ファイル「kingsoftoffice2013_colourpalette.xlsx」をダウンロードして保存する
⇒ダウンロードはこちらから
2. WPS Spreadsheetsを起動
3. 画面左上のタイトルバーをクリックし「開く」より先ほどダウンロードした「kingsoftoffice2013_colourpalette.xlsx」を開く
4. 利用したい色のセルを右クリックし「セルの書式設定」を選択
5. 表示されたメニューより「塗りつぶし」タブを選択する
6.「その他の色(M)」ボタンをクリック
7.「ユーザー設定」タブを選択し、下部に表示されたRGB値を確認する
8. 選択した色を使用したいファイルに移動し、設定をしたい文字や図形を選択する
9. フォントの色や塗りつぶしの色のアイコンより「その他の色(M)」を選択
10.「詳細設定」タブより、RGB値を手順7で確認をした値に変更し、OKボタンをクリック
「KINGSOFT Office 2013」のカラーパレットの色が再現できました。
いかがでしたか?今回ご紹介したTipsを参考にして、思い通りの資料作成に役立ててみてくださいね。
これからもWPS Officeはユーザーの皆様に便利に使っていただけるよう、開発を続けてまいります。
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