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サポートスタッフが教える裏ワザ!KINGSOFT Office 2013の「アート文字」と「カラーパレット」を復活させる方法

2019年7月24日

キングソフトのオフィスソフトの最新版は「WPS Office」ですが、旧製品「KINGSOFT Office」をご愛用いただいている方もいらっしゃるかと思います。これまで、キングソフトサポートセンターには、「KINGSOFT Office」のアート文字に関して多くのお問い合わせをいただいており、より便利にご利用いただけるよう、記事にしてみましたよ。
※2019年6月28日をもって「KINGSOFT Office」の製品サポートは終了しています。
※ご利用中のシリアルキーに対応するプログラムは下記ページよりご確認ください。


Windows版 WPS Office 最新プログラムのダウンロードはこちら

「KINGSOFT Office 2016」以降のバージョンでは、アート文字とカラーパレットを新しい仕様に変更しています。そのため、「KINGSOFT Office 2013」でご利用いただいていた、アート文字とカラーパレットは表示されません。

そこで今回は、「KINGSOFT Office 2013」仕様のアート文字を表示する方法と、カラーパレットを再現する方法をご紹介します。

KINGSOFT Office 2013のアート文字を表示する方法

まず、「KINGSOFT Office 2013」と「KINGSOFT Office 2016」以降(現製品 WPS Officeを含む)のアート文字を比較してみましょう。

「KINGSOFT Office 2013」のアート文字

こちらは「KINGSOFT Office 2013」のアート文字です。

そして、こちらは「KINGSOFT Office 2016」および「WPS Office」のアート文字です。

「KINGSOFT Office 2016」および「WPS Office」のアート文字

新しいアート文字ではなく「KINGSOFT Office 2013」で利用可能だったアート文字を使いたい、という場合に一時的に以前のアート文字を復活させる方法があります。

ファイルの拡張子を「.doc形式」に変更することで、旧仕様のアート文字を表示することができますよ。

ファイル拡張子の変更方法

1. 画面左上の「WPS Writer」をクリック
2.「名前を付けて保存」の右側の三角形をクリック
3.「Microsoft Word 97-2003 ファイル(.doc)」をクリックして保存する

これでファイルの拡張子が「.doc」に変更されます。ファイルの拡張子を変更した後に「アート文字」をクリックすると、以下のように表示されます。

「KINGSOFT Office 2013」仕様のアート文字が表示されました! 

KINGSOFT Office 2013のカラーパレットを再現する方法

続いて「KINGSOFT Office 2013」のカラーパレットを再現する方法をご紹介します。

まず、「KINGSOFT Office 2016」および「WPS Office」のカラーパレットを見てみましょう。

「KINGSOFT Office 2016」および「WPS Office」のカラーパレット
「KINGSOFT Office 2013」とは配色が異なります

「KINGSOFT Office 2016」にアップグレードしていると、 「KINGSOFT Office 2013」で作っていたファイルを編集する場合や、以前のカラーパレットにお気に入りの色があった場合でも、カラーパレットが更新されているので、選択することはできません。

「KINGSOFT Office 2013」のカラーパレットの色を「KINGSOFT Office 2016」や「WPS Office」で再現したい場合は、以下の方法をお試しください。

旧仕様のRGB値を確認する方法

1. ファイル「kingsoftoffice2013_colourpalette.xlsx」をダウンロードして保存する
ダウンロードはこちらから
2. WPS Spreadsheetsを起動
3. 画面左上のタイトルバーをクリックし「開く」より先ほどダウンロードした「kingsoftoffice2013_colourpalette.xlsx」を開く

4. 利用したい色のセルを右クリックし「セルの書式設定」を選択


 
5. 表示されたメニューより「塗りつぶし」タブを選択する
6.「その他の色(M)」ボタンをクリック
7.「ユーザー設定」タブを選択し、下部に表示されたRGB値を確認する

8. 選択した色を使用したいファイルに移動し、設定をしたい文字や図形を選択する
9. フォントの色や塗りつぶしの色のアイコンより「その他の色(M)」を選択
10.「詳細設定」タブより、RGB値を手順7で確認をした値に変更し、OKボタンをクリック

「KINGSOFT Office 2013」のカラーパレットの色が再現できました。

WPS Officeをもっと便利に

いかがでしたか?今回ご紹介したTipsを参考にして、思い通りの資料作成に役立ててみてくださいね。

これからもWPS Officeはユーザーの皆様に便利に使っていただけるよう、開発を続けてまいります。

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StartHome編集部

快適な"Webサイト"の入り口を届けるメディア「StartHome」編集部です。日常がほんの少し変わるかもしれない"新たな発見"をお届けしていきます。

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