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はじめに

最近、暑い日が続きますよね。今は、引っ越しなんかする気は起きないですよね。
もちろん。春は引っ越しシーズンで、物件は、年始あたりが一番動きますが、実は、秋は新築などが多く出てくる時期なのです。結婚式も多く開かれ、転勤もそれなりにあるからでしょうか。また、縁起担ぎで、立春以降に建築が始まった物件も完成時期なのかもしれません。春のように引っ越しがすごく多いわけでもないので、運送会社の料金も、少し抑えられる時期でもあるんです。そう、秋は気候もよくなるし、引っ越しにはなかなかいい時期なのです。

そこで、どこに引っ越すかですが、もちろん職場や学校に近いに越したことはないのですが、都心ならどこでもという少々自由度が高めの方は、引っ越し先は悩みどころですよね。

ところで、ここ数年、住みたいまちランキングで「池袋」が上位に顔を出しています。調査によっては、住みたい街ランキング第1位になっています。恵比寿とか吉祥寺や自由が丘とか、おしゃれなイメージの街が上位に来るのはわかるような気がするのですが、「池袋」となっていると、本当?と疑いたくなります。池袋は、新宿とか、渋谷とかと同じような路線の繁華街のイメージのような気がしますが、住みたい街の上位に来るということは、そういうわけではないのかもしれません。

そこで、ここ数年で済みたい街として人気が急上昇している「池袋」について、どういうところが魅力なのか、ヤソカル編集部が徹底調査します。
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豊島区役所新庁舎

1.鉄道路線が多いターミナル駅

池袋はJRが山手線、埼京線、湘南新宿ライン(高崎線、宇都宮線)など3路線あります。JRで山手線はもちろん埼京線で川越方面、湘南新宿ラインで高崎や小田原方面、宇都宮や逗子方面にも1本で行けます。お台場へも乗り換えなしで行けます。成田エクスプレスもきており、成田空港へ一直線です。スーパービュー踊り子で伊豆にも行けちゃいます。
地下鉄も、東京メトロ、丸ノ内線、有楽町線、副都心線の3路線あります。お茶の水、銀座、有楽町、自由が丘、横浜みなとみらいや中華街方面に乗り換えなしで行けます。
さらに、西武池袋線、東武東上線がきています。川越や所沢方面に乗り換えなしで行けます。
すなわち、鉄道8路線あり、電車でどこに行くにも非常に便利なターミナル駅が池袋ということになります。
また、ターミナル駅なので高速バスの発着も多い。青森や秋田などの東北から金沢、富山などの北陸、伊勢などの中部地方、京都、大阪、白浜などの関西地方などの数多くの長距離バスの発着地点になっています。もちろん、羽田空港や成田空港行きもあります。都営バスでも、浅草や上野、とげぬき地蔵などに、乗り換えなしで行けます。東池袋の方にはなりますが、都電荒川線も池袋近くを通っています。
新宿まで6分、東京まで16分。山手線(外回り)終電も、新宿1:00発です。
交通の利便性は、かなりいいですね。
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2.家賃

家賃について、駅徒歩10分以内のワンルームで比較した場合、池袋は、平均7.9万円。恵比寿11.8万円で、渋谷11.3万円、新宿9万円、三軒茶屋8.1万円とすると、利便性や山手線内であることを考えると、結構割安感がありますね。ただ、家賃は、人気が高くなると上がっちゃうかも。

3.高台の平坦な地形

池袋駅周辺は高台にあるようですが、池袋駅前などは雑司が谷の方にいかなければ、渋谷や赤坂のような急坂はなく、比較的平坦であるように思います。また、駅前は関東ローム層の高台なので、ハザードマップなどをみるとここ10数年の間で、浸水の被害はないようです。この浸水被害が少ない面からも、池袋駅周辺は人気があるのかもしれません。
(参考:浸水ハザードマップ
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池袋駅前

4.買物に苦労しない

池袋駅前には、西武百貨店と東武百貨店があります。丸井もルミネもサンシャインシティもあります。また、東急ハンズなどもありますね。マルエツや西友などの普通のスーパーもあります。パルコもビックカメラもあります。池袋で、日用品から、ブランド品、家電や趣味のグッズまですべてがそろい、狭い範囲で買い物が完結できるという利点はありそうです。
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サンシャイン水族館

5.図書館、水族館、ホールなどの施設が多い

池袋にある区立図書館は、22:00まで開館しています。多くの図書館は20:00くらいまでなので、仕事帰りでも、図書館に立ち寄ることができます。また、サンシャインシティに水族館があります。ちょっと気が向いたら、ふらっと水族館に行くことも可能です。また、東京芸術劇場があります。日本有数のホールであり、著名な方々のコンサートが数多く開かれています。立教大学も池袋ですね。アメリカの巨匠フランクロイド設計の明日館(みょうにちかん)もあります。学術、芸術、歴史にも身近に触れられる環境なのです。駅から少し離れるだけで、落ち着いた閑静な住宅街も広がっています。
乙女ロードといういわゆる腐女子向けの聖地もありますね。ロマンス通りという飲食街もあります、
さらに、池袋はラーメン激戦区。池袋が本拠地のラーメン店もあれば、池袋にお店を出したラーメン店も多いですね。ラーメン好きにはたまらない場所となります。毎日食べ歩くことも可能です
芸術性からエンターテインメントまで、幅広く楽しめる場所なんですね。
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東京芸術劇場

6.おしゃれ過ぎない雰囲気

池袋は、銀座や丸の内、恵比寿とは雰囲気が異なります。松濤や自由が丘、成城、田園調布などとも異なります。おしゃれをしないで普段着で接することのできる街のようです。かつては、池袋も繁華街として、イメージはあまり良くなかったようです。豊島区の区役所が新庁舎になり、豊島区としても、池袋という街を住みやすい街にする努力をして、変貌をとげたようです。
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立教大学

調査を進めたところ、池袋は、豊島区の努力もあって、住みやすい街のステータスも高くなった感じがします。おしゃれすぎず、いろいろな施設がそろい、エンタメと芸術の調和した利便性の高い街というところでしょうか。少し、家賃も割安というところも人気の秘密のようですね。

<池袋の分譲マンション>
THE GRAND MILLENNIA TOWER&SUITE(グランドミレーニア)
http://www.sumitomo-rd-mansion.jp/shuto/minamiikebukuro/

<賃貸情報検索>
R-Store
http://www.r-store.jp/

SUUMO
http://suumo.jp/chintai/kanto/

HOME’S
http://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/ikebukuro_00488-st/list/

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StartHome編集部

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