エネチェンジ株式会社が運営する電気料金比較サイト「エネチェンジ」(https://enechange.jp )は、電力自由化により多様な電気料金プランが提供されることを見越して、日本全国でより正確な電気料金比較ができるように、エネチェンジの電気料金診断(https://enechange.jp/try/input )を、1年の開発期間を経て大幅アップデートしました。

地域により異なる電力消費
地域により異なる電力消費

郵便番号単位での気象情報データの利用、世帯人数、オール電化の有無という3つの要素を新しく電力消費シミュレーションのアルゴリズムに組み込むことにより、北海道のご家庭から沖縄のご家庭まで、たった1ヶ月分の電気代の情報をもとに、1年分の電気代や消費電力量を非常に高い精度で予測できるようになりました。

■エネチェンジの電力消費シミュレーションで新しく追加された3項目
<郵便番号>
郵便番号情報をもとに、10km四方ごとに細分化された全国約数万箇所の気象データを選択して、お住まいの地域にさらにマッチした年間の電力消費量を予測します。こうした取り組みで、毎月の消費電力量を予測する際の精度が大幅に向上しました。

<世帯人数>
エネチェンジでは独自の研究により、お住まいの人数をもとに一日の中での電気の使い方を高い精度で予測することができます。電気料金の単価が時間帯によって異なる電気料金のプランが多いので、一日の中の電力消費量の推移を把握することは、正確なシミュレーションに欠かせないものとなります。

<オール電化の有無>
オール電化住宅にお住まいの世帯は、一般の世帯と比べて電気の使用パターンが大きく異なります。今回、オール電化に特化した予測を取り入れたことで、電気代の高騰に悩むオール電化世帯にも、より適切な電力診断結果をご提供できるようになりました。

■エネチェンジ電力消費シミュレーションは郵便番号情報により地域によって異なる電力消費傾向に対応
毎月の電力消費傾向は、地域によって大きく異なります。例えば、沖縄では夏は暑く、電力消費が多くなる傾向がありますが、北海道では夏も涼しく、沖縄ほど電力消費は多くなりません。
エネチェンジの電力消費シュミレーションでは、郵便番号単位での気象情報を組み込むことで、全国約数万箇所以上で、異なった電力消費シミュレーションが可能となりました。これにより、たった1ヶ月分の電気代の情報をもとに、1年分の電気代や消費電力量を非常に高い精度で予測できるようになりました。このアルゴリズム開発のために、エネチェンジ社は、独自でHEMS端末を日本全国数千世帯に設置し、1年以上の期間、独自データを収集解析してきました。

■エネチェンジの電力消費シミュレーションアルゴリズムは英国ケンブリッジにて研究開発
エネチェンジの電力消費シミュレーションアルゴリズムは英国ケンブリッジにて研究開発を行っております。また、データは、政府統計データの他に、エネチェンジ社が独自で収集する全国数千世帯の数年間にわたる実際の電力使用量データをもとに開発しております。開発責任者のフォース博士(ケンブリッジ大学数学科博士課程卒)は次のように述べています。
「このアップデートにより、日本全国の気象の違いや、四季による電力消費の違いなどにより適切に対応することができました。日本は北海道と沖縄では、気象条件が大きく異なりますし、世帯人数やオール電化の有無により電気の消費パターンが大きく異なります。それらに対応した高精度なアルゴリズムを開発するのに、約1年程度かかりました。今後多様化する電力料金プランにおいて、消費者様にとって最適なプランを提示できると信じています。」

■電気料金比較サイト「エネチェンジ」とは
「エネチェンジ」は、累計200万人以上もの訪問者数を誇る、日本初、国内最大級の電気料金比較サイトです。エネチェンジの電気料金診断は、電気のご利用状況について簡単な質問に答えていただくだけで、利用者の家庭に最適な電気料金プランをおすすめし、新しい電気料金プランへの変更の手続き手順までを案内するサービスです。2014年8月のサービス開始以来、平均で、年間約13,000円の節約プランを提案しております。診断アルゴリズムは、当社が保有する独自の電力消費のビッグデータをもとに構築しております。「エネチェンジ」では、2016年の電力小売全面自由化により、一般家庭でも電気の購入先を自由に選べる時代がくることを見据え、公平で中立的な電気代節約方法を今後も提供してまいります。

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StartHome編集部

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