「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督×ライアンゴズリングの強力タッグ待望の新作!!

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アカデミー賞3部門を獲得した『セッション』で注目を浴び、続く『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞6冠に輝いた、デイミアン・チャゼル監督。若くして世界に認められる天才監督の最新作『ファースト・マン』が2月8日㈮にいよいよ公開となる。
今回の舞台は宇宙。1969年に成し遂げられた人類初の月面着陸という偉業を、かの有名な宇宙飛行士ニール・アームストロングに焦点を当て描かれている。そして主演を前作『ラ・ラ・ランド』に続きライアン・ゴズリングが務め、強力タッグが再結成した。製作総指揮にはスティーブン・スピルバーグを迎え入れ、これまでの監督作品に負けない壮大で重厚な作品だ。

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圧倒的リアリティでアポロ11号を体験する

この作品を観て驚くのは。何と言っても圧倒的な臨場感とリアリティだ。実はこの作品『ラ・ラ・ランド』より先に企画され、リサーチと構想に膨大な時間と歳月をかけている。
NASAが全面協力し、ロケットのデザインやセット、宇宙船内の音や揺れ、浮遊感まであらゆるシーンでリアリティを追求しているのが見て取れた。飛行シーンでは、IMAXカメラの映像美もあいまって。臨場感に息をのみ、手に汗握る出来栄えだ。
さらにキャストは、役作りと準備のためにケネディ宇宙センターとジョンソン宇宙センターに赴き、宇宙飛行士が行うのと同等の訓練を行って、撮影に臨んだという。その体験が見事に反映されている。

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本当のニール・アームストロング像

本作を観ると、ニール・アームストロングのイメージが変わるかもしれない。一般的にあまり知られていない本当のニール・アームストロングの性格や人生が語られているからだ。なぜ大きな犠牲を出しても月面着陸を目指したのか、なぜ傷を負いながらも困難なミッションに挑み続けたのか、そしてニール・アームストロングという男とはどういう人物だったのかがライアン・ゴズリングの名演によって明かされる。
宇宙飛行士である前に一人の父親であった彼のことを、デイミアン・チャゼル監督と製作陣がアームストロング一家の協力を得てリサーチし、事実に忠実な私生活を映し出しているのだ。

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『ファースト・マン』は是非劇場で

『ファースト・マン』の究極の臨場感を体感する為に、映画はいつもレンタルで観る派の方も是非映画館で鑑賞してほしい。そして見終えた後、誰もが知っているニール・アームストロングの“あの”名言を噛みしめていただきたい。

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