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「将来の夢は何ですか?」と聞かれたとき、あなたは何と答えていましたか? 「パイロット」や「警察」と夢いっぱいに答えていた時期もあるだろう。イマドキの子どもたちはどんな職業に憧れを抱いているのだろう? 人材サービスを展開するアデコが、全国の小中学生(6歳~15歳の男女)1000名を対象に「将来就きたい仕事に関するアンケート調査」を実施。子どものときくらい、もう少し夢を見て欲しい! と思ってしまう結果となった。

もっと夢を見ろ! 総合ランキング1位が「会社員」なんて悲しすぎる

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男子・女子の総合ランキング1位は昨年に続き「会社員」(11.8%)がランクイン。なんと現実的な子どもたちだろう。多くの小中学生が夢を叶えられるであろう結果に。夢を持つ勇気すらないのか!? 子どもたちよ…もっと大きな夢を持ってもいいんだぞ? と応援したくなる結果に。次いで2位「医者」(6.2%)、3位に「パティシエ」(5.8%)と続いている。

気になるのがランク外から浮上した、8位「専業主婦/主夫」(2.8%)だ。まず、専業主婦/主夫は職業なのか? というところから疑問を抱き始める。そして、何に、どういったところに憧れを抱いているのか理解できない。もしや、「逃げ恥」ブームを受けているのだろうか? しかし、「逃げ恥」は“仕事として契約結婚をする”というもので、現実にはありえない話だ。これをそっくりそのまま専業主婦と勘違いしていないか不安である。また、男女別に見てみると、男子は昨年の10.2%から4.2%アップで「会社員」(14.4%)が1位。2位には「サッカー選手」(7.4%)がランクイン。3位は「医者」(6.0%)となった。一方、女子の一番人気は「パティシエ」(11.0%)で、2位に「会社員」(9.4%)、3位は「医者」(6.4%)という結果に。

注目なのが今回の調査では、「自営業・個人事業主・フリーランス」が男子・女子両方で初のトップ10入りしているということ。これは人とかかわりを持ちたくないということなのか? それとも、自分の実力を試したいという前向きな姿勢なのか? どちらにせよ、イマドキの小中学生は非常にドライであることが伺える。

いかがだっただろうか?
若者よ、なぜこんなに夢がない!? ビックになりたいとか、芸能人とかないのか!? と、悲しい気持ちになってしまった。いや、違う。きっと、サラリーマンとして働く父や母の姿を見て憧れを抱いたに違いない。なにはともあれ、目標を持ち夢に向かって幸せな人生を歩んでいくことを願うばかりだ。

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StartHome編集部

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