寒さもだんだんと和らぎ、春はもうすぐ。この季節になると、転勤や転職などで今居る土地を離れなければならないという人もいるだろう。そう、避けて通れない出会いと別れ。会話が得意じゃないという人にとっては不安で仕方ないだろう。そこでオススメしたいのが「方言チャート100PLUS」だ。これは、質問に答えるだけで出身地を当てるというもので、東京女子大学・篠崎ゼミの女子大生たちとジャパンナレッジがコラボレーションし作られたもの。これを使えば出身地ネタで盛り上がれるだろう。早速、どんなものなのか試してみた。ちなみに筆者は青森県出身である。
質問が多い! 地方が近づくにつれ答えに悩む…
「鑑定を開始する」ボタンを押してさっそく開始。
1つめの質問は、“翌日、家に不在のとき「明日、家におらん」と言うことがありますか?”
ポイントは“おらん”だということがすぐにわかる。これは関西地方で広く使われているものらしい。
質問にひたすら答えること12問め。“「ごみを捨てる」という意味で、「ごみをなげる」と言うことがありますか?”
きた! ついに東北・北海道エリアの方言を発見!ソッコー「はい」をクリック。自分の地方の言葉をみるとテンションが上がる!
このチャートをしていると上京したての頃を思い出す…。“ごみをなげる”という言葉が方言だと知ったとき、他県で通じない言葉を平気で使う地元に裏切られた気がしてならなかった。そして、地元を離れて十数年。もはや“ごみをなげる”という言葉を使わなくなった。今では“ごみを捨てる”が当たり前となった。今度私が地元を裏切ってしまったのだ…。すこしセンチな気持ちのまま問題を続けると…
15問めの質問“これを「ザンギ」と言うことがありますか?”という質問が。これは東北・北海道エリアの分かれ目となる質問だということがすぐにわかった。
これは北海道地方で使用される言葉で、青森県では使わない。もちろん「いいえ」を選択。
その後、“試着で少し小さいサイズの服を着てしまった時や、目にごみが入って不快な時、「いずい」または「えずい」と言うことがありますか?”(答えは「はい」)、“「穴のあいた靴下」のことを「おはよう靴下」と言うことがありますか?”(答えは「いいえ」)などいくつかの質問に答え、ついに「青森県突入!」の文字が! 長かった~!
ちなみに、“「私」のことを「わい」と言うことがありますか?または地元の人が言っているのを聞いたことがありますか?”の答えは「はい」である。実際には「わい」「わー」と言う。
まだ問題が続くのか? と思っていたら突然「あなたの出身は青森県の下北エリアですね!?」というメッセージが!! そうです。何を隠そう、私は青森県下北エリア出身である。
青森県は当てられるかもと思ってはいたが、まさか下北エリアまで当てられるとは!! これはお見事!
トータル21問の質問に答え終了。感想は、結構疲れる。しかも、「あれ? この言葉使ってたかもしれない…」戸惑わされる質問もあったりするので頭を使う。だが、久しぶりに方言を思い出し「たまには実家に帰ろうかな」という衝動に駆られるのだ。地元が恋しい。クイズ感覚で楽しめるものではあるが、個人的には忘れかけてた郷土愛を思い出させるものだと思った。
数多い質問数とマニアックな内容に会話が盛り上がらないわけがない。なんなら、女性を口説くときにも使えそうだ。口下手で困っていると言う人や話のネタがないという人は、試してみてはいかがだろうか。
公式サイト:「方言チャート100PLUS」

StartHome編集部

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