暑さも落ち着き、就寝時には寝付きやすい気候に。しかし、しっかり寝ているのにも関わらず「スッキリしない「寝てるだけなのに疲れた…」という人もいるのでは? そんな人は病に冒されている可能性が…!! そこで、睡眠の悩みから見る病気について調べてみた。

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■「いびき」に注意! 原因とつながりやすい病気は

寝ている時に周りの家族や恋人に迷惑をかけてしまうのが「いびき」。いびきは音が出てしまうだけではなく、「自身の疲れが取れない」「普段の能力の低下」といった状況を招いてしまう。いびきの原因は…

・肥満

・鼻づまり

・口呼吸がクセになっている

・アルコールの摂取

・睡眠薬の服用

・扁桃腺が大きい

最近ではいびきとSAS(睡眠時無呼吸症候群)が併発している症状がみられはじめているという。SASを発症している方は、生活習慣病のリスクが高まり、高血圧・心臓病・脳卒中・糖尿病といった症状が合併している可能性も。自分自身では、なかなかSASになっていることに気付くことが難しい。心配な人は一度、診療を受けてみるのも良いだろう。

 

■寝言が多い人は不健康かも……

寝言を言う方も健康を害している可能性が。寝言は基本的に眠りが浅い状態にある「レム睡眠」の時に生じることが多いんだとか。特に問題ではないとされる寝言の例は…

・小声

・短い

・感情的ではない

一方で、病気の合図かもしれない寝言の特徴も…

 

・寝言の回数が多い、寝言が感情的…過度のストレスが原因となっている可能性あり。

・悪夢などにうなされている…十分な睡眠を取っていても、日中に寝てしまう「ナルコレプシー(過眠症)」にかかっている可能性が。

 

・突然叫び声や悲鳴をあげる…子供に多く見られる睡眠障害の1つ夜驚症(やきょうしょう)の兆候だといい、年齢を重ねることで改善される傾向があるという。

 

■寝相で健康かどうかが判断できる?

人は寝る時に寝がえりをうって、筋肉の疲れやバランスを保っている。「寝相が悪い」ということは何かしら原因があるのだが、その主な原因は以下の通りだと言われている。

・睡眠環境が悪い

・自律神経の乱れ

・疾患など抱えている

上の「疾患など抱えている」では、自律神経や甲状腺・心臓といった睡眠とは直接関係のなさそうな疾患が悪い寝相の原因に。次のような症状がある場合には、一度病院で検査を受けられることをオススメする。

・不眠症

・夜中に何度もトイレに行く

・倦怠感や頭痛がある

・日中眠くてたまらない

日頃の睡眠は、健康には欠かせない重要なこと。放置しておくと、意外にも大きな病気につながることも。睡眠に関して何かしら不安などがある場合には、病院の検査を受けるといった早めの対策が必要だ。一度、自身の睡眠を振り返ってみてはいかがだろうか。

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StartHome編集部

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