先週の金曜、2月24日から始まったプレミアムフライデー。「プレミアムフライデー? 関係ないね」とふて腐れていた人もいたのでは? というより、そんな人の方が多いようだ。人材サービスのVSNが、20~50代のビジネスパーソン計1704名を対象に、「プレミアムフライデーに関する実態調査」を実施。話題となったわりには予想通り(?)の結果となった。premiumfriday

これは予想通りか? 何もしていない人が43.9%!

『プレミアムフライデー当日、何をして過ごしたか』という質問に対し、アンケートの結果を見ると、なんと43.9%の人が「何もしなかった」という結果に。確かに、プレミアムフライデー当日の赤坂はいつもと変わらなかった。また、帰宅時の電車もいつも通り混雑しなんら変わりのない金曜だった。SNSを覗いてみても、プレミアムフライデーを楽しんでいる投稿を見ることはなかった。「何もしなかった」という答えの次に多かったのが35%で「仕事」。そもそもプレミアムフライデーに対応した企業が少なかったのだろう。また、「プレミアムフライデーのキャンペーンを行っているお店やイベントに行った」という人は全体のわずか5%という結果に。飲食業や旅行業など、各企業がプレミアムフライデーに向けたプランを打ち出す中で、なんとも残念な結果となってしまった。premiumfriday1

そもそも「プレミアムフライデー」どう思っているのか

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次に『「プレミアムフライデー」の取り組みをどのように感じているか』と聞いたところ、47.8%の人が「いい取り組みだと思うが自分には関係ない」と答え、「いい取り組みだと思う」という人が25.3%と肯定的ではあるものの他人事として捕らえている人が多くようだ。また、『次回のプレミアムフライデーは予定を考えているか』という問いに対し、「考えていない」が53.4%と半数以上を占めた。次のプレミアムフライデーは3月31日。翌月曜は4月3日。新天地での第一歩を踏み出す人や、新入社員が入社してくるという企業も多く“それどころではない”というのが本音だろう。

定着はしたものの実行しているのか定かではない“ノー残デー”と同じような結末になってしまうのではと不安もあるが、今後に期待したい。

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StartHome編集部

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