長いようで短い冬休みもそろそろ終わり。毎年のことながら、仕事が始まってしまうと思うとどうもテンションが上がらない。それどころか、なんだか体がダルく感じる。このまま休みが続いてくれればと思う人も多いだろう。そんな状態が続いたら、「正月病」かもしれない。そこで、ウーマンウェルネス研究会のデータをもとに、正月病の原因と対策を紐解こうと思う。

■「食生活の乱れ」「生活リズムの乱れ」「睡眠リズムの乱れ」 3つの乱れが原因newyear1

夏休みやゴールデンウィーク、シルバーウィークなど1年の中に長期連休は数回あるが、特に「年末年始休み」明けに“だるい”“身体が重い”“眠い”などの体調の変化訴える人が多いという。これは同研究会が20代~50代の男女895人を対象に行った「連休明けに感じる体調変化」調査で明らかとなった。なんと、約7割の人が経験したことがあるというから驚きだ。理由として「ダルい」が78.5%、次いで「疲れる」59.9%、「身体が重い」57.32%。

医学博士・健康アドバイザーの福田千晶氏は、「食生活の乱れ」「生活リズムの乱れ」「睡眠リズムの乱れ」と3つの乱れが短期間で重なりやすいことが原因になるという。お祝いモードから昼酒をし、年末年始ならではの豪勢な料理に舌鼓。さらには深夜まで続く特別番組を見る。「正月だしまぁいいだろう」と気緩みも相まって、気付けばダラダラと寝正月なんて、やってしまいがちな生活が要因となってしまうのだ。

■パターン別に見る 体をスッキリさせる対策とは

朝の太陽

もし、正月病かも知れないと思ったら今から伝える方法を試して欲しい。実に簡単な方法で対策できるというのでオススメしたい。

【対策1】身体が重いときは「茶カテキン」がオススメ
「ちょっと太ったかもしれない」と感じたら緑茶を取り入れて欲しい。緑茶に含まれる「茶カテキン」には、脂肪代謝を高め、体脂肪を減らす助けがあるといわれている。

【対策2】朝からパッとしないときは「朝陽を浴びる」「濃い目の緑茶」
朝陽を浴びることで体内時計の調節を。また、刺激の強い濃い目の緑茶やコーヒーを飲むことで朝の目覚めにひと役買ってくれるようだ。

【対策3】昼間の眠気には「就寝前のケア」がポイント
睡眠の質が下がると昼間に疲れが出てしまうもの。就寝前約1時間前に炭酸ガス入りの入浴剤を入れ、38~40℃のお湯に10~20分浸かることで、リラックスすることができる。また、一時的に体温を上げ手足の先から放熱を促すと、体温が下がるタイミングで寝つきやすくなるんだとか。

いかがだっただろうか? なかには明日、4日から仕事始めという人もいるだろう。新年早々、仕事モードになれず困っているという人は、ぜひ参考にしてみて欲しい。

参照元:「だるい」「身体が重い」「眠い」などの『正月病』、約7割が経験 1年の体調は正月明けの対策にあり!早めの取り組みで慢性化を予防!!

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StartHome編集部

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