2016年も残すところあとわずか。そろそろ新年を迎えるための準備を始めている方も多いはずだ。さて、日本のお正月に欠かせないものといえば、やはりおせち料理ではないだろうか。本来であれば、親や妻らに作ってもらうのが一般的だが、最近では「買うおせち」も増えており、高まる需要に応じて、買うおせち市場は俄かに盛り上がってきているようだ。今回はそんなおせち戦線から、ヤソカル厳選のおせち料理5品を紹介する。

名店の味を自宅で味わえる 通販型のおせち3品

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通販型で特にオススメなのは「特産品専門店 匠本舗」のおせち。某通販サイトでダントツ人気を誇る一品だ。中でも京都円山 料亭「東観荘」監修華寿千は同サイト内の目利き主婦品評会で総合1位の評価。高評価の理由のひとつが、前年度のユーザーの声を取り入れて、翌年にレベルアップを果たしていること。名店と言えども、作り手本位でなくきちんと食べる人のことを考えている姿勢に好感が持てる。

また、通販で有名なOisixのおせち『高砂』もオススメ。定番のメニューに加えて、こどもにも人気の洋風メニューが加えられており、子どもから大人まで家族で楽しめると好評のよう。

3つ目に紹介するのは高島屋のおせち。絶京都老舗料亭おせちである『京料理 たん熊北店おせち』は、昭和3年に京都・高瀬川のほとりに創業以来、茶の湯の両千家や文化墨客に愛されてきたお店の逸品だけあって、京都の歴史と四季の風趣を凝らした仕上がりとなっている。

料理の鉄人が腕をふるう 百貨店おせち2品

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実物を目にしながら購入したいという人には、百貨店で販売しているおせちがオススメだ。今回紹介したのは、大丸松坂屋『料理界の三巨匠のコラボおせち』。国内トップレベルの料理の巨匠たちが共演した商品で、「和の重」は懐石料理の中村孝明氏、「洋の重」はイタリアンの落合務氏、「中華の重」はテレビでもおなじみの陳建一氏が監修しています。お値段は少々張るものの、美味しい料理に目がない、年の初めは景気良くいきたい人にはとても魅力的な内容となっている。

百貨店でオススメをもう一つ。阪急百貨店『厄除けおせち』は、家を守る「四神」を配置してあったり、七色羊羹、七色の食材が詰合わされている、厄除けの願いを込めた二段重となっている。

おせちは各品、調理に手間がかかるものが多く、忙しい現代人のスタイルには合わなくなってきているのかもしれない。しかし、日本の風土、風習が染み渡ったおせちは、世界に“和食”が評価されている今だからこそ、未来にまで残したい文化でもある。作るのが手間なら、販売されているおせちを一度試してみる。こんな形で、日本の良さを新年から味わってみてはいかがだろうか。

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StartHome編集部

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