難しい? いえいえ、真似するだけで撮れるんです! ~カメラ設定編~
今回は特別に、普段私が行っている設定を教えます。ここからの説明に使用する一眼レフは、「Nikon D800」を前提に記載します。
1. まずはカメラの電池チェック。バルブ撮影は電池を大量に使用します。最低二つ以上は満タンで所持しましょう。
2. メモリーカードは「32G~64G」がおすすめです。
3. 画質モードは「RAW形式」。花火撮影はRAW現像が基本となりますが慣れていない方は「JPEG最高画質」でも大丈夫ですが、パソコンを持っており保存容量に余裕があるようであれば、「RAW+JPEG」をおすすめします。なお、RAW現像前提の方は、RAWのみで十分です。
4. 画像サイズは「最大」
5. ホワイトバランス→色温度設定→3750k
6. ピクチャーコントロール→スタンダード→設定は全て標準の真ん中でOK
7. 自動ゆがみ補正は「ON」
8. 長時間ノイズ低減は「OFF」
9. 「NDフィルター」を装着
10. シャッタースピードは「バルブ」
11. ISO感度は「100」
12. 絞り(F値)は「f8」。後は、実際に花火撮影をしてみるだけです。試してみて、画面が暗い場合は絞りを「6.3」や「5.6」に。逆に明るくて花火が白っぽくなってしまったら10→11→13と調整してあげると、ベストな露出設定が見つかると思います。
13. ピントは画角が決まり次第、MF(マニュアル)設定にして動かないようにしますこれはつまり、AFをOFFにすると言うことです。なお、この際にピントリングに触れてしまうと、ピンボケになってしまう恐れがあります。そのため、ピントリングはテープ等で固定するとズレずに済みます。
以上で、ほぼ問題なく花火撮影が出来ます。
StartHome編集部
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