今回は、アニメや映画だけでなくファッションや食べ物、おもちゃとジャンルを超えた”懐かしいもの”から知っておくべき3選を紹介する。
現在原宿で10代を中心に流行っているのが淡いカラーが特徴のファンシー系キャラクターグッズ。
「キキララ」や「マイメロディ」などのサンリオキャラクターはもちろん、「クリーミーマミ」や「ミンキーモモ」など、80年代を代表するキャラクターたちが話題沸騰中だ。女児向けの可愛らしい色合いと少しレトロなキャラクターデザインが今では新鮮に感じる。
今年で20周年を迎える「美少女戦士セーラームーン」(武内直子作)は、作中で登場したアイテムがコスメや文具など実用的なものとして続々とグッズ化され当時リアルタイムで見ていた大人の女性を虜にしている。
デジカメよりも多機能で簡単なスマートフォンのカメラアプリが主流となっているなか、「写るンです」を代表とした使い捨てカメラや「チェキ」などのインスタントカメラを使用する人が急増。スマートフォンでは決して味わえない「現像まで仕上がりがわからないドキドキ」や、少し暗めの色合いになるレトロな風合いがお洒落なんだとか。デジタルな時代にひと手間かけるところに新しさを感じているのかもしれない。
中でも、筆者が特に注目しているのは「デジタルトイカメラ」である。上記のアナログカメラと同じく、そのレトロで不安定な仕上がりが好評となったトイカメラ「HOLGA」からデジタルカメラが発売されている。アナログ時代のフォルムやフィルタのカスタマイズはそのままに、SDカードとwi-fiSDカードに対応したアナログとデジタルのハイブリッド商品である。(http://www.haconiwa-mag.com/magazine/2016/02/holga-digital/)
いかがだっただろうか。流行は繰り返すといったように、あなたにとって”懐かしい”ものが現代の若い人にとって”新しい!”と受け入れられる日がいつかくるかもしれない。