ラブレターのプロ、現る。
僕の名前はヒロシ。34歳、独身。趣味はアイドルの追っかけ。
もうすぐホワイトデー。バレンタインにチョコ1つもらえなかった僕にも、実は想いを伝えたい人がいる。
それは・・・会社の上司である「あきこさん」。
この溢れる思いを伝えるべく、勇気を出してラブレターを書いてみた。今どき古臭いかな?なんて思うけど、定番のキャンディーやマシュマロなんかよりもずっといいと思ったんだ。
よし!これでいこう。
???「そのラブレターじゃ、想いは伝わらないよ?」
え・・・?
???「まず、ラブレターに限らず、人に自分の想いや考えを伝える際、意識すべき”感”が3つあるんだ。この手紙にはその3つの”感”がない」
ヒロシ:「あなたは・・・?」
小林:「あ、申し遅れたが、僕は小林慎太郎。ラブレターの代筆屋をやってる。つまりラブレターのプロだ。純潔の白からネーミングされたホワイトデーにぴったりな”想いの伝わるラブレター”の書き方を僕が伝授しよう。」
ヒロシ:「よ、よろしくお願いいたします!!!」
【Lesson1 距離感】
まず、一つ目の感は「距離感」
相手と自分の関係性や付き合いの深さをしっかりと考慮する、ということです。たとえば、あなたがラブレターを受け取った側と想定してください。そして、ラブレターを送ってくれた相手はまったく見ず知らずの他人とします。そんな相手からラブレター突然渡され、「結婚しましょう!なんて」言葉が並べ立てられていたらどうでしょう。引いてしまいます。でも、相手が昔からよく知っている人で、あなたも好意を寄せている人であれば反応は違うはずです。引くどころか、「素敵!」と思うはずです。ラブレターを書く前に、自分と相手の距離感、見ず知らずの他人なのか、しっかりと話したことはないけど会えば挨拶くらいはするのか、悩みや相談を気軽に打ち明けられるような深い関係なのか、その辺りをしっかりと考慮して、文章の構成や表現を変えるようにしましょう。
今回のヒロシくんの手紙は上司の人へ、ですね。上司と部下という関係性は特別な場合を除いて一定の距離があるものです。その間柄で『あなたは美しい』や『あなたは私の太陽です』では、いきなりすぎて相手が引いてしまうので気をつけましょう。
ヒロシ:「なるほど!距離が大切なんですね!次回からは電信柱の影からのぞくまでで我慢します!」
⇒【その温度差にドン引き?Lesson2″温度感”へ続く!】


1980年宮崎生まれ。大阪外国語大学外国語学部卒。某IT企業において、テクニカルサポート業務に従事。街歩きが趣味で、人呼んで新宿のプロ。会社内ではアイドルヲタクとしてその名が知られており、特にハロプロ推し。薄毛を自負しており、”禿げてからが本当のスタートだ”と思っている。基本的にアニメは見ないが「心が叫びたがってるんだ」の劇場版を2回も見たらしく、現在の夢は「頭皮が叫びたがってるんだ」というヘアケアメディアの立ち上げ。

StartHome編集部

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