目黒雅叙園(運営:株式会社目黒雅叙園/所在地:東京都目黒区)では、2015年5月29日(金)~6月28日(日)まで、『神の手●ニッポン展』を園内に現存する唯一の木造建築、東京都指定有形文化財「百段階段」にて開催しています。その手一つで新たな世界を切り開いてきた、神の手を持つアーティストにスポットを当てた初めての合同展です。

参加アーティストと作品

―“これって人が作ったの?”と思わず言いたくなる世界を体感―
◆神の手●ニッポン展とは…
匠を感じる、繊細さが見える、そうした日本のものづくりスピリッツを受け継ぎながら、現代のセンス&フィールドで意欲的に創作活動を行ってきたアーティストたちの作品を一堂に集めた合同展です。とても人間技とは思えない高度な技術に裏打ちされた作品群を通し、日本人ならではの手先の器用さや感性の豊かさ、探究心や真摯さにあらためて気づいていただくことで、日本人としての誇りや元気を目覚めさせる特別企画展です。

◆参加アーティスト
・ペーパーアーティスト/太田隆司
・ビーズアーティスト/金谷美帆
・ミニチュアハウスアーティスト/島木英文
・立体切り絵アーティスト/SouMa
・ポップアップアーティスト/HIROKO
・ジオラマアーティスト/山田卓司

・展示風景- 十畝の間/大田隆司

◆アーティスト紹介
・太田隆司/ペーパーアーティスト 「紙の魔術師」
日本大学芸術学部デザイン学科在学時より自動車のイラストを描きはじめ、卒業後ペーパーアート作品に専念。テレビ東京の「TVチャンピオン」ペーパークラフト王 選手権にて優勝するなど、多数の受賞歴を持つ。

・金谷美帆/ビーズアーティスト 「ビーズの織姫」
テレビアナウンサーを経て、1998年よりビーズ創作活動を始める。代表作として「総ビーズ織り和衣裳」(165万余粒使用)、「総ビーズ織り六曲屏風 鎌倉」(2009年ギネス世界記録認定。206万3,738粒使用)などがある。

・島木英文/ミニチュアハウスアーティスト 「遠近法の匠」
ミニチュア工房「カサ・デ・トンタ」主宰、岩国市で活動。元建築士と言う経歴を生かして、古民家を20分の1で忠実に再現。受賞歴:第15回ユザワヤ創作大賞展金賞、第18回ハンズ大賞入選ほか多数。

・SouMa/立体切り絵アーティスト 「立体切り絵のプリンセス」
美術やデザイン関係の学校で学んだ経験はなく、全て自身の感性に任せて作品を創作。唯一無二の独創的な作風は非常に多岐に渡っており、従来の「切り絵作家」という枠を完全に超えた創作活動を展開している。現在、松江観光大使でもある。

・HIROKO/ポップアップアーティスト 「紙の建築家」
90年代前半、ポップアップに出合い、独学で仕組みを研究、制作を始める。2005年第15回紙わざ大賞準大賞受賞を機に本格的に制作を再開。2007年経済産業省を退省し、ポップアップアーティストへ転身。現在、国内外で作品が紹介されている。

・山田卓司/ジオラマアーティスト 「情景王」
プロデビュー以前より田宮模型主催「人形改造コンテスト」の常勝メンバーとして名を馳せる。TVチャンピオンプロモデラー選手権で最大3連覇、5回優勝。その情景を切り取るセンスのよさから「情景王」の異名をとる。

◆昭和10年に当時の神の手によって建てられた文化財「百段階段」とは
2009年に東京都の指定有形文化財に指定された、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築。江戸文化の贅を受け継ぐ昭和の色彩空間として、今も大切に保存されています。ケヤキの板材でつくられた99段の階段廊下をもつことから通称「百段階段」と呼ばれ、階段廊下の南側にはかつて晴れやかな宴が行われた7つのお部屋が連なっています。各部屋には樹齢数100年を超える床柱の他、天井や欄間には当代屈指の著名な作家たちによって創り上げられた世界が描かれており、昭和初期における美の共演と大工の高い技術力を見ることができます。

<各部屋のご紹介>
文化財「百段階段」、十畝の間、漁樵の間、草丘の間、静水の間、星光の間、清方の間、頂上の間

【開催概要】
企画展名: 「神の手●ニッポン展」
開催期間: 2015年5月29日(金)~6月28日(日) ※会期中無休
開催時間: 10:00~18:00(最終入館17:30)
会場  : 東京都指定有形文化財「百段階段」
入場料 : 当日 1,200円/学生 600円 ※小学生以下無料
お問合せ: 03-5434-3140(10:00~18:00 イベント企画)
主催  : 目黒雅叙園
企画  : 神の手●ニッポン実行委員会
制作  : リンクス・アソシエーツ
後援  : 目黒区・めぐろ観光まちづくり協会
URL   : https://www.megurogajoen.co.jp/event/kaminotenippon/index.html/

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