このたびグッチは、フィレンツェと京都 姉妹都市提携50周年を祝し、京都を舞台に日本および海外の重要作家や貴重な写真コレクションを展開する「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」にて、アーティスト KIMIKO YOSHIDA(ヨシダキミコ)の日本初となる作品展をサポートいたします。

ヨシダキミコ「絵画」2010

KIMIKO YOSHIDAはフランスを拠点に活動しているアーティスト。セルフポートレートを中心に、アジア女性としてのルーツとその内に秘められた感情を独自の洗練されたスタイルで映し出し、その作品はフランスやニューヨークなど世界のアートシーンで高い評価を得ています。KIMIKO YOSHIDAの日本初の作品展となる今回の展示は、京都市の指定文化財である「野口家住宅(花洛庵)」にて開催されます。代々呉服商を営んできた野口家の主屋は、細部にまで京都の伝統的な意匠が施された町家です。KIMIKO YOSHIDAは「野口家住宅」にインスパイアされ、呉服商 野口家の京友禅を表具師である宇佐美直八氏が掛け軸に仕立てるなど、京の伝統技術とコラボレーションした特別作品が初公開されます。風薫る季節の京都らしい町家の佇まいとコンテンポラリーアートとのコラボレーションも見どころのひとつです。

2015年、グッチ発祥の地であるイタリアのフィレンツェと京都は、姉妹都市提携50周年を迎えました。当作品展のサポートは、フィレンツェと京都に受け継がれる職人技の伝統と、コンテンポラリーアートをたたえるグッチのフィロソフィーを体現するものです。

■ヨシダ キミコ『All that’s not me 私じゃないわたし』 Supported by GUCCI
期間 :2015年4月18日(土)~5月10日(日) 10:00~18:00
休館日:4月20日(月)、27日(月)、28日(火)
入場料:一般、学生(大学・高校・専門生)どちらも500円
場所 :野口家住宅(花洛庵) 京都市中京区油小路通四条上ル藤本町
(地下鉄烏丸線「烏丸駅」24番出口徒歩8分、阪急「大宮駅」東出口徒歩6分)
※野口家住宅こと花洛庵は、茶人・作庭家でもあった小堀遠州が江戸前期に晩年をすごした伏見奉行屋敷を移築したもので、通常は非公開。

■KIMIKO YOSHIDA(ヨシダキミコ)
アーティスト
1963年東京生まれ、1995年に渡仏し、以来フランスをベースに活動。代表的な作品集としてフランスで発行された花嫁のセルフポートレートのシリーズ「MARRY ME !」がある。ヨシダキミコの作品は全てセルフポートレートのスタイルをとるが、作家が“消滅の儀式”と言う通り、自身が絵画的な要素の一部となって、同じサイズ、構図、主題、ライティングで撮影し、デジタル加工は一切行っていない。

■KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭
開催期間:2015年4月18日(土)~5月10日(日)
世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される日本でも数少ない国際的な写真祭。日本および海外の重要作家や貴重な写真コレクションを、趣のある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展開し、伝統工芸職人や最先端テクノロジーとのコラボレーションを実現するなど、京都ならではの特徴ある写真祭を目指している。第3回となる今年は会場を15カ所に設置、計9カ国14組の作家が参加する予定となっている。また期間中は、展覧会場のほかに、市内各所の画廊、カフェ、教育施設など約30の会場で、国内外の若手作家展を中心としたサテライトイベント KG+(ケージープラス)や、子どもから大人までを対象とした様々なパブリックプログラムも多数予定されている。

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StartHome編集部

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