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 新型iPhoneは、2017年9月12日(現地時間、日本時間では9月13日)にスティーブ・ジョブス・シアター開催されるAppleのイベントの中で発表されることがほぼ確実となっている。
 先日、iOS11のGM版(Golden Master:正規版の直前のバージョン)の内容がリークし(意図的なリークの可能性もあるとされている)、新型iPhoneについて、様々な仕様等の情報が交錯することとなった。極めて確度の高いと思われるこのGM版について、開発者のSteve Troughton -Smith氏やGuilherme Rambo氏の情報などから、いくつかのことが分かったので、注目される名称・機能等の情報をまとめてみたい。

1.新型iPhoneの名称は?

 新型iPhoneの名称が、明らかになりつつある。開発者の情報によれば、これまで、iPhone8といわれていたものは、iPhone Xに、iPhone7s/7s Plusといわれていたものは、iPhone8になる模様だ。開発のコードに記載があることから、そのようにいわれている。ただ、いまのところ文字情報しかないので、「iPhone X」の「X」は、これを、「エックス」とよむのか「テン」とよむのかは、わからないようだ。

2.ワイヤレス充電は搭載されるか

iPhone X(iPhone8)には、ワイヤレス充電は搭載される見込だ。Guilherme Rambo氏によれば、iOS11には、ワイヤレス充電中に3Dアニメーションが表示されることを示す記述があるとのことである。ただ、アニメーションの画像ファイルはGMからは見つかってはいなとのことである。しかし、ワイヤレス充電機能が、iPhone X(iPhone8)のみか、そのほかの機種にも搭載されるかも不明だ。また、規格は、Appleが業界団体に加盟した「Qi(チー)」規格が採用されるのではないかと予測されている。
 なお、充電の速度はあまり早いものではなく、あまり期待できない模様である。また、ワイヤレス充電はiOS11.1から利用可能になり、端末に機能は搭載されているものの、実際に使えるのは少し遅れるとの情報もある。


(Twitterより)

3.顔認証はどうなのか

 iPhone X(iPhone8)には、指紋認証よるセキュリティの認証に代わって、顔認証(Face ID)が搭載される模様だ。顔認証は、正面だけでなく、赤外線で立体的に瞬時にユーザの顔を判別する。赤外線を利用するので、暗い場所でも正しく顔認識をすることが可能だ。すなわち、顔認証もApple Payも、暗い場所で使用することが可能なのである。
 顔認証設定時には、ゆっくり動かして、様々な角度から撮影をすることになる。部分キャプチャの仕様も用意されている可能性も高く、部分キャプチャが使用できれば、顔全体でなく顔の一部の認証で利用できるようになる。なお、顔認証に失敗したときは、これまでと同様のパスコードでの認証も可能なようなので、その点ではご安心を。
 また。顔認証機能の派生的な機能で、節電のために画面が暗くなる機能について、顔認証で利用されるカメラとセンサーを使用して、ユーザの視線が動いていることを判断すると、画面が暗くならず、明るさを維持するという仕様になっているとの情報もある。この機能によって、長文を読んでいるときに。急に画面が暗くなって読みにくくなるというストレスも軽減されそうだ。


(Twitterより)

4.オリジナル絵文字機能「アニ文字」

 筆者が注目している機能に「オリジナル絵文字機能」がある。
 今回のiPhone X(iPhone8)について、どちらかというとハイテク系の機能が注目されているが、iMassageで新しい3Dアニメーションの絵文字が送信できる機能である。iPhone X(iPhone8)のカメラに新たに搭載される3Dセンサーとユーザの顔の動きをとらえて、それをもとにカスタマイズできる3Dアニメーションの絵文字である。Steve Troughton-Smith氏によれば、「アニ文字(Animoji)」というようであり、ユニコーン、パンダ、キツネのほか、うんちなどもあるようである。これは、ヒットしそうである。
 まお、ハイテク系ではないといったものの、実は、新しカメラは細かく人間の顔の表情を読み取る機能を備えており、眉毛や唇の動きや表情をセンサーで検知して、その表情に基づいて「アニ文字」がカスタマイズできる。


(Twitterより)

5.画面の位置

 iPhone X(iPhone8)のステータスバーなどの画面位置は、Guilherme Rambo氏のTwitterに掲載された画像から、現在中央にある時刻表示が左上に、現在左上や右上に配置されている通信電波やバッテリー残量は右上になるものと思われる。
 これは、ディスプレイ領域をできるだけ広くとるためのレイアウトと考えられる。
 これらの配置から、インカメラやセンサーはディスプレイの中央上部に配置されるようである。

まとめ

 いかがであろう。今回の記事の内容は、正式な発表前のiPhone開発者のSNS等からリーク情報をもとに作成したものであるが、米国メディアの「9to5Mac」(https://9to5mac.com/)においても報じた内容もあるので、信ぴょう性はそれなりに高いものと考える。
 新型iPhone「iPhone X(iPhone8)」の発売が楽しみである。

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StartHome編集部

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