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女子高生ハイテンション4コマコミックとして人気の師走冬子先生原作の「あいたま」が、鼻血放出?爆笑&感動&友情&かわいさ満載!悶絶ドタバタコメディとして10月6日より新宿シアター・ミラクルで公演する。そこで、初座長で、アイドルのかわいらしい姿を見ると鼻血を出してしまう主人公暮巳あい役を演じる山上彩加さんと、普段は地味だがカメラの前では大胆になる水越蓮役の、今回、初舞台で先日ファーストDVDが発売されたグラビアアイドル石原由紀さん、そして初演出となるあだちあさみさんの「初」となる3人の編集部は今回「初」インタビューをしました。

YamagamiIV
山上綾加
AKB48派生初ダンス&ヴォーカルユニットDIVA(活動当時はDiVA)の追加メンバーとして参加し精力的に活動。現在は女優として舞台「まじかるスイートプリズムナナ」などに出演し、今回の舞台版「あいたま」で初主役を務める。

IshiharaIV
石原由希
アイドル、グラビアアイドルとしてライブなどで活動。今回のあいたまで念願の初舞台となる。9月22日よりファーストDVDが発売中。

AdachiIV
あだちあさみ
女性芸人出身で現在は「痛快TV!スカッとジャパン」(CX)の「ボスママ撃退スカッと」シリーズの中山優子役や舞台版「誰かこの状況を説明してください!」ドロセラ役など女優として幅広く活動中。今回初演出となる。

 

―なぜ「あいたま」を舞台化しようとしたのでしょうか?
(竹内)
この企画は「演劇地域活性化プロジェクト」の一環としてスタートしたのがきっかけです。

あいたまを読んでみて、単純におもしろいと思ったと同時に、四コマのおもしろさとそのあとに続くストーリーがしっかり成り立っているのが、(舞台として)おもしろいと思ったことです。

女の子だけの学園ものを選んだもう一つの理由は、自分は今まで多くの2.5次元演劇を制作してきましたが、女性のお客様ではなく男性のお客様に来ていただくというのが、自分だけでなく長い間(2.5次元)演劇業界での課題なんです。しかし、試行錯誤したもののうまくいかず、今ではあきらめてしまったというのがあります。そこを何とか変えていきたかったというのがありますね。

そして「演劇地域活性化プロジェクト」というのは、あいたまでも計画しているのですが、地方公演をやることで、東京でしか女優あるいは商業舞台に出られないと思っている人たちに、もう一つの選択肢となればという思いと、地域の人たちが商業演劇のノウハウを知ってもらうことで、より演劇の輪が広がり、そのことで地域活性化につながればと考えています。そしてこのプロジェクトは賛同者が多く、現在いろいろな人たちに協力してもらっています。

―今回、なぜ初演出となるあだちあさみさんにお願いしたのでしょうか?
(竹内)
まず、今回はアイドル学園が舞台ということで、スタッフを女性で固めたかったのです。全員とはいかなかったのですが、稽古場付きのスタッフを始め、照明、衣装、メイクなど女性スタッフが多いです。そして、原作ものの舞台でいうと女性の演出家がほとんどいないんです。そんな中で、あさみさんはお笑い芸人、女優もやって、舞台でもプロデュース興行などもやって、いろんなものを見てきている。そしてお笑い芸人出身なので、上下関係もしっかりしているからカンパニーを任せられると思いました。あいたまは、ギャグ要素が多いので、きっと面白いものができるなというのがあってお願いしました。

―あだちさんは、この話を受けてどう思いました?
(あだち)
もともと演出はしてみたらと竹内さんからは話はあったのです。
私は地元が長野の松本市なんですが、松本は「芸術の街」と言われているんです。そのため市内には劇場がいくつかあるんですね。大きな劇場は東京から大きな舞台の作品とか、芸能人がコンサートとかでけっこう稼働しているんですが、小さな劇場のほうはあまり使われてないんです。

ここを活用できればということを、竹内さんに話したら「それはおもしろいね」と演劇地域活性化プロジェクトのことを話してくれたんです。話が進んでいくうちに私も出たいと話したら、「あさみちゃんは演出」と言われ、「えっうそでしょ!!」となったんです。竹内さんからは、あさみちゃんに演出やらせたいと何度も事務所のマネージャーに話をしていたと聞きました。そんな熱い気持ちをもらったので、これはやってみようと思いました。

そしてあいたまを読ませていただいて、これは私がやるしかないだろう思いました。今回、本当にやりがいはありますね。私はもともと、事務所では、ホリプロお笑いジェンヌという女芸人だけのプロジェクトで育てさせてもらって、そして、ガールズ舞台も経験してきましたので、女の子だけの作品作りはいろいろ経験しています。なので、この作品をどれだけおもしろくできるか楽しみでもありますね。

―今回、主人公暮巳あい役という話がきたときどうでした?
(山上)
お話いただいたとき、別の舞台の本番中だったんですが、マネージャーさんから「次、決まったから」と言われたんです。それで「10月もお仕事ありがとうございます」と答えたら「主演だから」とさらっと言われたんです。それでえーっ!となって、かなり原作を読み込みました。

私はあいと違って、人を引っ張るということがほとんどなかったんです。今までは先輩が引っ張ってくれたし、DIVAでも先輩がいらっしゃるところでやってきて、リーダーや座長さんの背中を見ながらやらせて頂きました。今回は逆に引っ張る立場に初めてなったんです。初めてだらけで、ごはん屋さんにみんなで行っても、真ん中をどうぞといわれると、とまどいもありますけど、うれしくてにやにやしちゃうこともあるんです(笑)。とはいえ、まだ慣れないですね。

みなさんと合流してから、まだ4日なんですけど、皆さん暖かく迎えてくれたんです。だから、みんなと一緒にいいものを作り上げていきたいなと思っています。そして本番までにはみんなを引っ張っていって、皆さんからもらったものを返していけたらなと思っています。

―暮巳あいとの共通点は?
稽古をして、皆さんの顔を見ると「かわいい♡」と心から思う瞬間があって、そこは似てるなと思います。ミーハー気質なところはあるんですけど、何かを追及するとかはあまりないので、今回のことを機会に変えていきたいなと思います。

―今回、水橋蓮役という話がきたときどうでした?
(石原)
お話をいただいてからマンガを読んで、こんなにコメディで楽しい作品にかかわれることができて、すごくうれしかったです。私、前からお芝居やりたいと思っていたんです。

でもファンの方から演技力どうなんだ?と言われていて、今回初めてファンのみなさんに私の演技を見せつけられるんです(笑) 本当に頑張らなくてはいけなくてプレッシャーも感じています。

―水橋蓮との共通点は?
(石原)
似てるところもあると思いますね。人見知りだし、恥ずかしがり屋だし。でも違うところは蓮はカメラの前だと大胆になるんですけど、私、カメラの前だと緊張しーなんです。舞台を通して水橋蓮ちゃんみたいにカメラの前でもどうどうとやれるようになれたらいいなーと思ってます!

―稽古のほうはどうでしょうか?
(石原)
私、ファンのみなさんからポンコツと言われているんです(笑)。この一か月で、歌もダンスもお芝居もできるようになって、「ポンコツじゃないんだぞ!私だっていけるんだぞ!」って思ってもらえたらです。

―あだちさんにお聞きします。暮巳あい役の山上さんと水越蓮役の石原由希さんの稽古をつけてみて役のイメージが重なってきたでしょうか?
(あだち)
二人とも稽古だけではなく、ちゃんと個人個人でやってるなというのは感じます。あいちゃんは、稽古で私がこうやってほしいというものを、すぐやってくれますし、さらにアレンジしてくれたりして飲み込みが早いですね。昨日の稽古なんかでは、私がつけた演技を次にはすぐやってくれただけでなく上回ってきたので、次見た時には私が大爆笑してましたからね(笑)。なので、稽古をつけるのがすごく楽しみです。

(山上)
その一言がすごいうれしいです!

(あだち)
連は自分で復習してきて、ダメだなーというところは私のところにちょこちょこちょことやってきて、「あさみさん。あれどうでした?」とか言ったりとかするんです。連(石原由希)は初舞台なので、個人的に稽古をつけたりしてるんですけど、成長がみられてうれしいです。

本当に稽古場が学校みたいなんですね。本当に原作の「あいたま」もそうなんですけど、みんなキャラクターが立っていて、一人ずつきれいに違うので、すごくいいカンパニーなっています。

―キャスティングがうまく言ったということですか?
(竹内)
キャスティングが上手くいったというか、キャスティングはキャラクターに近い人だったり、カンパニーをまとめてくれたりする人が入ったりするんですが、今回はあさみちゃんの事務所を始め、各事務所がキャスティングに協力してくれてますね。「演劇地域活性化プロジェクト」に賛同してくれて、ショットではなく続けていきたいという想いに賛同してくれているのがありますね。

そしてただ、この作品に出たというプロフィールが一行増えるのではなく、あいたまのこの役をやったことで、声がよかったから声優で声かかったり、歌が良かったから歌手で声かけられたり、そういう風にならないとおもしろくないと思うんです。あいたまは、「演劇地域活性化プロジェクト」として、地方公演を予定していますし、新作そして海外公演と広がりを作っていければです。

―最後に山上さんと石原さんから見どころをお願いします。
(山上)
鼻血をどういう風に出すのか。何回出すのかとか、いまスタッフさんが、試行錯誤でもっといい鼻血にしようとしています。鼻血は原作ファンの皆様も期待されているところだと思うので、楽しみにしていてください。

(石原)
私は水着姿を…、水着姿って映像で出るんですよね?

(あだち)
どこで?(笑)

(石原)
ポージングのところとか?

(あだち)
そこは音楽と照明と生だから(笑)
(9月22日発売の自分の)DVD流そうとしてるの!?

(竹内)
そこで告知する気か!プロだなー(笑)

(石原)
あっそうなんですか(笑)
私は、水着姿とファンに私の演技を見せつけて「やるじゃん」と言わせたいです。精いっぱいやってポンコツと言われない新しい石原由希をお届けします!

楽しい舞台版「あいたま」出演者たちが9月28日20:30よりライブミー公式チャンネル「シアターチャンネル」で放送した本番前直前配信のアーカイブをご覧いただけます。

出演者たちのガールズトーク満載!?
本番前だけど稽古場の様子とか…気になる鼻血とか…いろいろ話せるだけ話しちゃいます!

【出演】
土方蓮奈(松永樹里役)
石原由紀(水橋蓮役)
最上みゆう(羽生ひよこ役)
小林都(葉月薔子役)
今安琴奈(大類苫子役)
山藤桃子(久米直己役)
近藤佳奈子(秋沢先生役)

あだちあさみ(演出)

ご視聴にはライブミーのアプリが必要です。

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舞台版「あいたま」
【出演】
暮巳あい:山上綾加
松永樹里:土方蓮奈
水橋蓮:石原由希
羽生ひよこ:最上みゆう
葉月薔子:小林都
白石雪乃:田島伊織
大類苫子:今安琴奈
久米直己:山藤桃子
仁科糸子:大林ちえり
鈴木久美子:大丸美鈴
越谷洋子:岡田彩
皆木美裕:青島彩

秋沢奈緒:近藤佳奈子

生徒A:川合麻璃
生徒B:菅原琴奈

【原作】
あいたま(師走冬子/双葉社)
【公演】
10月6日~9日(全8公演)
【公式サイト】
http://aitama.engekijin.com/

【チケット】
プレミアム席6,300円(オリジナルペンライト付き)
一般席4,500円(税込・全席指定)
※まだチケットをお求めでないお客様は、当日券をお求めください。

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StartHome編集部

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