現代版『チャイルド・プレイ』!殺人人形”チャッキー”が帰ってきた

『チャイルド・プレイ』ポスター画像

可愛い姿(?)の人形”チャッキー”が、次々に人を惨殺する戦慄のホラー映画『チャイルド・プレイ』がリメイクされ、今年7月に公開される。1988年に1作目が制作されて以降、本作品を含め計8作品が製作された『チャイルド・プレイ』の現代版として注目を集めている作品だ。

本作では『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』 の製作チームと、『アナベル 死霊館の人形』『ライ ト/オフ』などに出演し、異彩を放つ新人俳優ガブリエル・ベイトマン、及び人気ドラマシリーズ『レギオン』に出演する女優オーブリー・プラザなどの出演陣も見どころの一つ。

そして、チャッキーの声は、英語吹替版『天空の城ラピュタ』のムスカ役やアニメ版『バットマン』のジョーカー役で活躍するマーク・ハミルが務める。これらの豪華な制作陣により、多くの人にトラウマを与える『チャイルド・プレイ』シリーズが今年夏に再始動する。

時代は流れ、AIが搭載された殺人人形が登場する『チャイルド・プレイ』2019年版

母親と二人で引っ越しをした聴覚障害のある少年アンディは、音声認識センサーなどの最先端テクノロジーが搭載された高性能人形「バディ人形」をプレゼントされる。
“チャッキー”と名乗るこの人形は実は欠陥品で、正常に稼働しないのだが、アンディは人形を大切にしていた。

しかし一緒に生活する中で、アンディはチャッキーの異様さに気付き始め、次第にアンディの周りでは相次いで恐ろしいことが起こり始める。

チャッキーの機能説明画像
あの”チャッキー”に最新テクノロジーが搭載された!

31年にわたる『チャイルド・プレイ』の変遷

80年代はホラー映画の黄金期であり、様々な作品が世に出て、ホラー映画というものが定義された時代だ。
そんな黄金期の1988年に第一作が出た時から、現在に至るまで『チャイルド・プレイ』シリーズは人気のホラー映画として名を馳せている。

『チャイルド・プレイ』は、子供なら誰もが持っているような一見かわいい人形が、残虐な殺戮を繰り広げる、という大きなギャップにより注目を集めた。”チャッキー”という名前に紐づいた恐怖のイメージも、80年代には殺人鬼の代名詞と言えるほどにまで浸透している。

80年代には現在のようなCG技術がなかったため、一作目は本物の人形を使って製作されている。だがむしろ、本物の人形を使うことで、CGよりもリアリティが高く、観客に強烈なインパクトを与えることとなった。

90年代に入って、映画の撮影技術の進歩により、チャッキーは顔だけではなく身体の動きも豊富になり、恐怖感がさらに高まっている。

そして2000年代には、チャッキーの進化はもちろん、チャッキーの妻と子供というサブキャラクターも作られ、「殺戮ファミリー」としての新たな恐怖感も追加された。また、このころの『チャイルド・プレイ』シリーズには、純粋なホラームービーとしてのストーリーに、コメディ要素も取り入れられ、内容的にも進化を遂げている。

今作では”チャッキー”がさらに進化して、最新テクノロジーが搭載された人形となり、ホラーとコメディーの要素の他に、SF要素も含んだ作品として帰ってきた。

『チャイルド・プレイ』映画シーン画像
母親から”チャッキー”をプレゼントしてもらったアンディ

『チャイルド・プレイ』はただのホラー映画じゃない!【ネタバレ注意】

本作は、一見誰もが知っているホラー映画のリメイク版に見えるのだが、その裏には「人間はどのようにAIと共存するのか」という社会問題が反映されている。
AIをはじめとした現代科学が、人間の生活に様々なメリットをもらす一方で、見えない危険もはらんでいることを示唆しているのだ。

AIを搭載し、様々な機能を持ったロボット人形となったチャッキーだが、善悪の判断をすることはできず、アンディを傷つけるものをすべて抹殺してゆく。
そんな機械的な「理性」を持つ一方で、持ち主のアンディに対しては「歪んだ愛情」を持つ存在でもあり、その歪んだ愛情ゆえに、「私はアンディの親友だよ」と冗談っぽく言った隣人のおばさんさえ殺してしまうのだ。

2019年版『チャイルド・プレイ』は、ホラー映画として恐怖を提供するだけでなく、今後現実の世界でも到来するであろうロボット社会に潜む危険を描き出し、見るものに痛烈に問いかける作品でもある。

夏の暑さを忘れさせてくれる映画として、是非スクリーンで楽しんでみてほしい。

◆作品タイトル:『チャイルド・プレイ』
◆公開:7/19(金)全国ロードショー
◆配給:東和ピクチャーズ
◆監督:ラース・クレブバーグ
◆脚本:タイラー・バートン・スミス
◆出演:オーブリー・プラザ(カレン役)
    ガブリエル・ベイトマン(アンディ役)
    マーク・ハミル(チャッキー声役)

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StartHome編集部

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