かつて、一人の日本人が米国から来た2メートルの大男と戦う姿に、日本中が驚喜した。
街頭テレビに映るその男の名は、力道山。テレビが生み出した最大の英雄だ。ラジオ、新聞しかなかった日本のメディア業界に参入したばかりのテレビが、時代背景や国民の要求に完璧なまでに応えた当時のテレビにおける最高のコンテンツ。その後、テレビは長年日本のメディアを牽引する存在となる。しかし、今テレビはかつての輝きを失おうとしている。それはなぜか。時代の流れに伴い変化していく視聴者の要求に、ついにテレビが応えられなくなったから。
そうして人々がテレビというメディアから離れていく間に、スマートフォンの登場によって人々のライフスタイルは一変し、若者を中心に人々はテレビを観るという選択肢を捨てつつある。それもそのはず、気付けば今はインターネットとスマートフォンを通じて誰もが情報を好きな時に好きな場所で発信・受信できる時代となった。これから先は、スマートフォンによって可能となる「個人」という名のメディアの時代。
テレビがメディアとして確立するきっかけとなった英雄、力道山。
あれから60年が経った今、次の英雄はスマートフォンの中にいる。
これからみなさんが目にするのは、そんな未来の“はじまり”の物語。

「古い常識を壊して、新しい未来を作る人にスポットライトを当てたい。」
明石岳人(スポットライト株式会社)

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StartHome編集部

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