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俳優として映画「仁義なき戦い」からTV「相棒」まで長年に渡って幅広く活躍するベテラン俳優・片桐竜次が初監督した「ボストンの鉄爪(ひきがね)」(主演/武蔵拳)。
ジョン・F・ケネディ生誕100周年を記念して製作された本作品の先行特別上映会は立ち見がでるほどの満員御礼だった。そんな話題作「ボストンの鉄爪」を初監督した片桐監督や主演の武蔵拳をはじめとするメインキャストの方々に本作品についての胸の内を語って貰った。

主演:武蔵拳
主演:武蔵拳

・主演について、いかがでしたか?
「親交のある東映の大先輩の片桐さんが初監督をするということでしたので安心して役作りにあたることが出来ました。役どころが組織の歯車になることを嫌う孤高のタイプでしたので、内に秘められた感情をどのように爆発させていくかという点を繰り返し稽古しました。撮影が始まってからは、別々に撮影されていくシーンのリズムだったり気持ちだったりを、ラストシーンに集約させるために自分の中で常にテーマを強く維持しつつも、この役が持つ人間らしさや弱さみたいなものが嘘にならないように心がけました。孤児である主人公が持ってしまった社会に対する歪んだ見方、宿命、せつなさがプロセスとなっています」

・本作品の見所は?
「この作品には銃撃シーンもあるんですが、撃ち合いのシーンですから、当然に、敵も味方も撃たれて死にます。普通は(現実の社会では)、拳銃沙汰や殺人行為は絶対にあってはならないことだと思いますが、本作品では「やむにやまれず、
撃たなければならない」という意味合いが存在しており、そういった哲学みたいなものを味わっていただければおもしろさが増す作品に仕上がっていると思います」

小野了(中央)
小野了(中央)

・撮影に参加されていかがでしたか?
「とても楽しい現場でした。勿論、ベテラン揃いですから真剣味も充分にありましたが、監督がベテラン俳優の片桐さんでしたから、俳優をリラックスさせる方法を熟知しているというか、大袈裟なことではないのですが、小休止を入れるタイミングがうまかったり、本番に入る前の役者とのやりとりがうまかったりと、ベテラン俳優ならではの采配が冴え渡っていたと思います」

・監督としての片桐竜次はいかがでしたか?
「やっぱり俳優のツボを心得ている方というか、役者のクセをよく理解されているというか、演出方法も俳優の脳に響きやすい言葉を操って話してくれてましたので入りやすかったです。とにかく、すごく楽しい現場でした。ありがとうございます」

沢田トウヨウ(右)
沢田トウヨウ(右)

・主人公の弟分役はいかがでしたか?
「まずこの役を演じられたことに感謝します。自分の場合は役の中にある「魂」をどれだけ繊細に表現出来るかというところをポイントにして演じました。なかなか合格点というものはないんですが、主演の武蔵拳さんの迫力ある演技にひっぱられるようにして自分の中にあるものを引き出せたと思います」

・役者として、本作品への想いを教えて下さい。
「この作品の中でこの役を生きれたことが自分にとってはよかったと思います。
いかなる状況下に於いても自分が信じた道を歩んで行くということは、もしかしたら現実の世界では馬鹿な男の生き方と言われてしまうのかもしれませんが、
「男のイキザマ」という言葉で言ってみたら、この作品を通してこの役を生きれたことが自分に貴重な経験をくれたと思います」

松田ケイジ(中央)
松田ケイジ(中央)

・今回、敵役を演じられて、いかがでしたか?
「メインの登場人物の中では自分が一番の敵役で恨まれ役みたいな感じだったんですが、現場自体はとても楽しくてすごくやりやすかったですね。片桐さんをはじめスタッフさんたちもみんなですごくいい雰囲気を作ってくれて、その分、悪役を演じる自分が役として悪の要素を構築すればするほど現場で孤立していくような感じもありましたけど、役者ってやっぱり孤独な仕事なのかなって思ったりもしながら、楽しい=本気、という感じでオールアップをむかえることができました。この作品に参加できたことをとてもありがたく思っています」

・役柄としての見所はありますか?
「ラストのあたりで椅子に座っているシーンがあるんですが、主演の武蔵さんとのやりとりの中で、ふと、自分が椅子を座りなおして体勢を直す瞬間があるんですね。とくにセリフはないんですが、この瞬間に相手と自分との関係性や自分の役が持っている意地やプライドといったものがすべて出ていると思います。時間にすると一瞬のシーンかもしれませんが、見所だと思います」

大槻博之(最左)
大槻博之(最左)

・ズバリ、いかがでしたか?
「ズバリ、すごく楽しくていい撮影でした。ありがとうございます!」

・片桐監督はいかがでしたでしょうか?
「基本的には自分なんかは監督に言われたことを実践していくしかないんですが、撮影が終わった今でも、片桐監督に対して、自分(大槻博之)はどうでしたかってこっちがいろいろ訊きたいぐらいです(笑)。やっぱり、俳優として大先輩ですから、撮影中、監督としての演出指示だけじゃなくて、俳優の大先輩として自分に言ってくれてる部分もあったと思いますから、片桐監督には全面的にお世話になったと思います。勉強にもなりましたし、みなさんが言われるように、自分もすごく楽しい現場だったと思います。先行特別上映会も満員状態で映画をご覧になられた方たちからも「よかった」と言って貰えてなによりでした」

片桐竜次監督(中央)
片桐竜次監督(中央)

・本作品を監督としていかがでしたか?
「ジョン・F・ケネディ生誕100周年記念ということで、東京の夜景をどう撮ったらボストンの夜景のように見えるのかなぁというところからはじまって、いろいろ試行錯誤しながら創りあげました。撮りあげた以上は、それ以上、多くを語る必要はないのかなと思います。観てくださいの一言ではないでしょうか」

・本作品では監督もしながら出演も果たしてますが、二役をしたことについて、いかがでしたか?
「やっぱり、手は2本しかないので、大変と言えば大変でしたが、撮影はいつでもどこでも大変ですから、一生懸命やるだけです」

・撮影中、苦労したところはありますか?
「どのシーンも苦労と言えば苦労ですし、でも、楽しいと言えば楽しいですし。質問に実直に答えるとしたら、苦労を苦労と思うかどうかは自分次第で、今回は
初監督ということもあったので、苦労というよりはチャレンジの連続でした」

・ファンの方々に一言お願いします
「ボストンの鉄爪。武蔵拳主演。私、片桐竜次監督作品です。みんなで一生懸命創りました。ぜひ多くの方に観て頂きたい作品です!」

武蔵拳主演。片桐竜次監督作品。「ボストンの鉄爪」は2018年秋から先行公開が始まり、2019年に本公開をむかえるアジアン・フィルム・ノワール作品。
怒涛の男たちの命をかけた激突が繰り広げられます。ぜひご覧ください。
(インタビュー日時/2018年10月7日 座・高円寺にて。)

先行上映の様子
先行上映の様子

サインに応じる片桐監督
サインに応じる片桐監督

■ボストンの鉄爪 公式サイト
http://boston.8755.jp/
■ボストンの鉄爪 ツイッター
https://twitter.com/cf1wKeeAnH7iTfW


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