「保育園落ちた死ね!」から早1年。2月といえば入園できるか抽選結果が届くころ。またこの言葉聞こえてくる季節がやってきてしまった。キッズラインが「保活」を経験したことのある女性会員346名を対象に「保活」についての調査アンケートを実施したところ、「保育園落ちた死ね!」よりさらに苦しい現状が明らかとなった。保活をする母親たちの苦悩とはいったい。

多くの人が考える 保活中の母親が抱える悩みとは

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共働きの家庭であれば、避けては通れない保活問題。まず知っておかなければならないのが保活の流れだ。2018年4月に入園させたい場合、前年の10月から12月までに申し込み、2月頃に入園できるか結果が発表される。保育園のリサーチを含めると8月頃から始めるのが良さそうだ。アンケートの中で「保活は大変だったか」という質問に対し、約80%の人が大変だったと回答。その理由として、「保育園に入れなかった場合のキャリア継続の不安」が63.9%、「情報収集」が63.3%という結果となった。

共働きが当たり前となった今、育休を取得している女性も多い。復帰に向け保活がうまくいかず退職せざる終えないということも実際にある。そうなると、生活が苦しくなるだけでなくキャリアプランもパァだ。ほかにも、情報収集に関して「アナログで非効率で、罰ゲームのよう」という声や、「産後すぐ慣れない育児をしながらの活動は肉体的にしんどい」など、想像以上に追い込まれていることが明らかとなった。

保活のためなら偽装離婚だって考える 追い詰められる要因とは

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そんな現状の中、ひとり親だと保育園に入りやすくなるという入園基準の裏をかき、一時的に籍を抜くという「保活離婚」をしている人たちがいると囁かれている。しかし、「実際にやる人はいると思う(72.3%)」と多くの回答が。また「実際にやった人を知っている(6.5%)」「自分がした(0.3%)」という答えも挙がったのだ。ここまでするのか…。いや、しなければいけない家庭もあるのだろう。

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保活離婚のほかにも、保育園に入るために「親と同居しているが、一時的に親に遠方に引っ越してもらう」や「夫と別居をする」といった、保育園に入るため苦渋の決断を迫られているのだ。保活のせいで家族がバラバラなるなんて許されることではないが、実際にそうせざるを得ない家庭が存在するのが現実。ここまでの苦労を背負わされてしまったら「保育園落ちた死ね!」という発言が自然と出てしまう気持ちもわからなくもない。

いかがだっただろうか。
幾度となく国会で議題に挙がるものの、改善されているようには感じられない。今後、偽装離婚や別居など、姑息な手を使わずにすむ保活ができるようになることを祈るばかりだ。

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