採用アイキャッチ1100×825-1

こんにちは。
キングソフト、管理部門担当役員の小林です。

私はよく本屋に足を運ぶのですが、ビジネス書コーナーに行くと、「リーダーシップ」に関する本をたくさん目にします。 マネジメント、ロジカルシンキング、マーケティング、ファイナンス、様々なカテゴリーがビジネス書にはありますが、リーダーシップに関する本が一番多いと感じます。

リーダーシップはどこの会社も重視する要素であり、わたしたちキングソフトも、VALUE(企業として大事にしている価値観)のひとつとして、”全員リーダーシップ”という標語を掲げています。

しかしながら、じゃあなぜリーダーシップが大事なの?と問われた時に、即答できる人は多くない気がします。「受け身ではダメだから」「積極性が大事」。そのくらいの回答がせいぜいなのではないでしょうか。

ということで、本日は、なぜリーダーシップが大事なのか?ということについて書こうと思います。ただ、これについては、私が書くまでもなく、絶対的な正解ともいえる見解が既に書かれているので、まずはそちらをご紹介します。

以下、社会派ブロガーとして有名な、ちきりんさんによる記事です。
是非、ご一読ください。

「なんで全員にリーダーシップを求めるの?」

要点としては、

●10人のチームがあるとして、リーダーシップ体験がある人はリーダー1人。他9名はリーダーシップ体験がない人となると、大体の場合、その9名は理屈としては正しいかもしれないけれど、物事を前に進めない発言ばかりになってしまい、本旨に関係のないことにいつまでもこだわる。

●また、ちょっとでもややこしくなると、あからさまに無関心な態度を示す。もしくは、その反対に杓子定規な姿勢を崩さず、「明文化されなければ、一切やるべきではないと思う」と言い出す。

●つまり、「組織を動かして成果を出すことがどれほど大変か」、実体験で学んでいない人がチームにいると、恐ろしく非効率になる。

そのようなことが書かれています。本当にその通りだと思います。
間違って受け止めてほしくないのは、全員がリーダー的な役割を果たさなくちゃいけないのかというと、それは違います。野球で例えると、全員が4番のチームが強いかというと、そうではありません。1番がいて、2番がいて、3番がいて、その上で4番がいる。色々な役割の人がいるからこそ、強固なチームになる。それは企業も同じだと思うのです。

ただ、全員が4番を経験したことがあるのと、そうでないのとでは、パフォーマンスに大きな生じます。4番の重圧や大変さを全員が理解していれば、たとえ4番が結果を出せなかったとしても、「4番のくせに何で打たないんだよ!」と後ろ向きな考え方にはなりません。「今日は調子悪いんだな、よし、じゃあ俺が代わりに頑張ろう」と前向きな発想を持つことができます。結果として、チームの士気は上がり、強いチームとなるのです。

私がキングソフトに入社をした時は、人事部門のいちメンバーとして入社をしました。運良くそこからステップアップを重ね、マネージャー、部長、執行役員、取締役と一通りの役職を経験させていただきました。

そのことはすごくラッキーだったと思います。役職が上がったことに対してではありません。各役職を経験したことで、各役職の苦労を知り、理解することができるから、という点においてです。つまり、上記の例に倣うと、すべての打順を経験することができたということ。

私の元には、日々、社員から色々な意見が寄せられます。中には苦情のようなものもあります。それに対して、「何言ってんだ?」「まったく理解できないな・・・」と思うことはありません。どの意見も理屈としてはわかります。なぜなら、私もかつて同じような考えをしたことがあったから(ただ、残念ながら、考えが理解できるということと、その考えを汲み取るかどうかというのは、また別の話ですが)。

その意味で、私はすべての社員にリーダーシップを体験してもらいたいと思っていますし、そういう機会を多く与えていきたいと考えています。

わたしたちキングソフトが掲げる「全員リーダーシップ」。
この意味をすべての社員が肌感として理解できるようになったら、組織として今の何倍も強固な組織になり得ると思いますし、また、人のミスや失敗を、「ダメだ!」「ふざけるな!」などとあげつらうのではなく、思いやり、配慮することができる。そんなあたたかい組織になると考えるのです。

The following two tabs change content below.
kobayashi

kobayashi

小林 慎太郎 こばやし しんたろう 1979年東京都出身。立教大学社会学部卒。SIerにてエンジニアとして従事。 その後、サービス業界において人事部門などを経験した後、 2013年キングソフト入社。2018年8月より、人事や総務、経理といった管理部門管掌の取締役を務める。

この記事に関するキーワード