2017年も3日目を迎えるとそろそろおせちに飽きたという方もいるだろう。事実、ファミリーレストランや居酒屋などは“おせちに飽きた需要”を取りこぼすまいと、この日から営業を開始するお店も少なくない。だからといって、新年早々から、鳴き声や怒号が飛び交うこの騒々しい店に行くのはどうも億劫だ。そこで今回は、身近にあるコンビニエンストアで購入して喧騒とは無縁の自宅で楽しめる冬の味覚「鍋焼きうどん」をクローズアップしたいと思う。udon

見た目に似ている3商品も「つゆ」や「具材」で細かな違いも

まずは大手コンビニエンスストア3社(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン)のラインアップを紹介したい。
(それぞれの情報はパッケージ上部に記載されたものです)

【セブン-イレブン】 商品名「関西風だしが自慢 鍋焼きうどん」
▽つゆ
しょうゆ/本みりん/さば削りぶし/いわし削りぶし/砂糖/さばだし/かつお削りぶし/ブイヨン/昆布/食塩/そうだかつお削りぶし/ガラスープ/ゼラチン
▽具
焼きもち(国産)/玉子焼/味付け椎茸/野菜(ほうれん草、ねぎ)/味付け鶏肉/かまぼこ/きざみ揚げ/
▽調理時間
ぐつぐつ煮たったら(任意の時間)、ただし最初の3分は弱火で

【ファミリーマート】 商品名「10種具材ともっちり面の鍋焼うどん」 
▽つゆ
しょうゆ/本みりん/そうだかつお削りぶし/いわし削りぶし/砂糖/さば削りぶし/食塩//昆布/ゼラチン/酵母エキス
▽具
野菜(ほうれん草、ねぎ)/玉子焼/味付け鶏肉/鷄つくね/ボイルえび/椎茸/かまぼこ/油揚げ/
▽調理時間
ぐつぐつ煮たったら(任意の時間)、ただし最初の3分は弱火で

【ローソン】 商品名「追いがつお香る 鍋焼きうどん」 
▽つゆ
しょうゆ/さば削りぶし/いわし削りぶし/本みりん/砂糖/昆布/食塩/椎茸粉末/そうだかつお削りぶし/かつお削りぶし/ゼラチン
▽具
玉子焼/ほうれん草/味付け鶏肉/味付け椎茸/鶏つくね/ボイルえび/かまぼこ/きざみ揚げ/
▽調理時間
ぐつぐつ煮たったら(任意の時間)、ただし最初の3分は弱火で

どうやら共通して最初の3分の火のかけ方は弱火で共通している。これは味付けに影響を及ぼすというより冷凍食品の解凍の仕方のセオリーとして考えておいたほうが良さそうだ。

重要なのは「つゆ」? 好みの鍋焼きうどんは最初の一口で決まる

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3社のラインアップだが「つゆ」と「具材」に若干の違いがあったのにお気づきだろうか。
まず「つゆ」で見てみれば【セブン-イレブン】には“ガラスープ”、ファミリーマートには本みりんとは別に“酒”、【ローソン】は具材に味付け椎茸がありながらも“椎茸”が加えられている。一方「具材」では、【セブン-イレブン】が“焼きもち”、【ファミリーマート】が“麩”といったいわゆるつゆを染み込ませて楽しめる具材をエントリーさせているのに対して、【ローソン】は“味付け椎茸”で、つゆの味との融合を楽しめる食材を加えている。

さて、著者はこれら3種の鍋焼きうどんを、毎週火〜木の3日間・3週にわたり、夜食で食べ比べてみた(当日は昼間に該当コンビニのサラダのみ、鍋焼きうどんを食すのは当日の19:00〜20:30の間)。しかし、それでも1週目で食べるものと3週目で食べるものでは条件が違うであろう、という観点から、順位付けは控えさせていただき、食べ終えて感じた個人的な感想を述べようと思う。

▽重要なのは「つゆ」。まずはつゆを飲んでみて好みを確かめる

個人の嗜好の違いを考慮したとしても、心地よい食感の麺、一昔前とは段違いに美味しい具材は概ね、どのコンビニエンストアも及第点といえよう。個人的に重要なのは「つゆ」だと断言したい。当然だがおなじ調味料や材料を使っても、そのブレンド方法は各社で異なる。この「つゆ」が自分好みであれば、その鍋焼きうどんは3日間夜食で続いても食べられる。むしろ、夜が近づくとその香りが恋しくなる中毒症状すら生まれる。

▽おまけ 薄味の「つゆ」がおすすめ

これは外伝としてだが、鍋焼きうどんの醍醐味に“トッピング”や“オリジナルの味付け”があると思う。読者の中に3日間以上、連続して食さねばならない方はいないと思うが、調理における汎用性の高さという点において、薄口のつゆであったほうが、楽しみが増大するという点も付け加えておきたい。

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