年末の公共交通機関は激混み。わざわざ大変な思いをしてまで実家に帰りたくない。どうせ実家に帰ってもうるさい親にブツブツ言われるのは目に見えている。どこかに行こうと思っても、一緒に行く人がいなければ、お金もない。これって孤独? いやそうではない。自分の好きなことを好きなペース、裁量でできる「皇帝時間(エンペラータイム)」と捉えてみてはいかがだろうか。そんな“究極のひとり時間”を手に入れたあなたに、ぜひ実施してもらいたい究極の暇活用方法をご紹介する。

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まずは部屋を見渡すべし 屋内で一人の時間を活用できる3つの提案

 

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【提案1】 断舎離で幸運を呼び込もう
会社も休みに入り、1人遅く起きた朝。周りを見渡してみると、部屋にモノが溢れかえっていることに気づかないだろうか? 慌ただしい朝は目に留まらず、疲れきった夜には目を瞑っていた部屋の汚さにこの機会に注目してみるのも悪くない。

この機会に思い切って断捨離を実行。幸運を呼び込んでみてはいかがだろうか。やってみると分かるが、部屋の整理と物の取捨選択は似て非なるもの。普段、掃除が嫌いな方でもやり始めればハマること請け合いだ。良い運気を呼び込むためにも、徹底的に家からモノを捨ててみよう。

【提案2】 捨てられなかった懐かしのアイテムを再評価
断捨離はうまく実施できただろうか。いや、うまく進んでいないという読者もいるはずだ。最初でこそスムーズに進められていた、捨てる、残すという作業。その内に懐かしのアイテムと邂逅し、「ああ、こんなものも持っていた」なんて物思いにふけることはよくある話だ。

例えばヤソカル読者が幼かった1980年代に大ブームになったルービックキューブでも見つかった日には、当時は見飽きたアイテムに時を忘れて楽しめるはず。さらに、この手の“懐かしアイテム”をFacebookやインスタグラムなどのSNSに公開。いつもの自分とは違った人と新しい繋がりができたりするかもしれない。

【提案3】パズルなど頭の体操に時間を費やす
手にしたルービックキューブでドライブがかかった方、あるいはこの記事をきっかけに頭を使った遊びに興味を持った方におすすめしたいのがパズルだ。

目安として2000ピース以上のパズルは超難関だと言われているが、これこそ時間のあるこのタイミングに挑戦したいもの。あるいは、日替わりで問題が異なるナンプレサイトに挑戦するのも良いだろう。これらの良い点は、完成したものを眺めて達成感があること。年末年始に無為に時間を潰してしまったな、などと思わず、気分爽快になれるのもおすすめできる。

屋内で時間を活用できないなら、屋外(妄想含む)へ意識を向けてみる

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【提案4】 年末といえばハワイ お金がなければ妄想旅行で行けば良いじゃない
小学生のころ、社会の授業をそっちのけに地図帳でいろいろな場所へ妄想旅行をした記憶はないだろうか? 当然だが、妄想の場合はお金も手間もかからず、行きたいと思っている場所、以前に行った思い出の場所、世界一周、どんな場所へも、トランク一つすらいらずに浪漫飛行できるのだ。

そして、読者が地図帳を片手に妄想旅行をしていた当時と劇的に異なる点。それがGoogle Earthなどを代表とした、地図帳にとって代わるITツールの発達だ。こうなってくると妄想というより、擬似といったほうが良いかもしれない。子供の時よりも、よりリアルな5泊7日の妄想旅行で年末年始を過ごすという手もあるわけだ。

【提案5】 健康維持のために運動 年末から年始に向けてプチキャンプを実施
妄想旅行でアウトドアに意識が向いたら、なまりきった身体を鍛え直してみてはいかがだろうか。ちなみに、一般的には健康維持のために、週に2日くらい、30分から1時間ほど運動することが望ましいとされているが、忙しいヤソカル読者には、普段からそんな時間もなかなか取れないのが現実だ。

そこで、年末から年始にかけての5日前後を“運動合宿”と称してオリジナルのトレーニングプログラムを作成してみてはいかがだろうか。5日間あれば目に見えるほど、とまでいかなくてもある一定の効果は望めるはずだ。もしも、このプチキャンプを終えてダイエットに成功すれば出社するのが楽しみになり、成果がでなかったとしても運動する習慣ができれば、それはそれで良い。運動することの素晴らしさ、2017年早々から素晴らしい滑り出しができる点にあるのだ。

いかがだっただろうか。
本稿では一貫して発想の転換で文章を展開してみた。年末年始は、実家に帰り、家族みんなで再会を楽しむ機会だという先入感があるから、そういう時間を送れないときは究極の暇な時間ができたという考え方になってしまうのだ。逆に考えれば、世の中公認で1週間近く自分だけの時間が持てる可能性が高いのがこのタイミング。その時期に『ひたすら好きなことができる時間ができた』。こう考えれば、一人で過ごす年末年始も悪くない。新年という区切りは、何か新しいことを始めるには絶好のタイミング。自分らしく、自分のペースで、自分の好きなように、文字通り皇帝のような時間を過ごしてみてはいかがだろうか。

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StartHome編集部

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