詐欺被害が過去最悪だった2014年にくらべ、被害が少なくなってはいるものの、年々手口が巧妙になってきているという。そんな詐欺被害を防ぐため「高齢者詐欺・トラブル予防啓発PRイベント」が東京・浅草で開催された。

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同イベントには女優の泉ピン子(69)、お笑い芸人の飯尾和樹(47)、メンタリストのDaiGo(30)が登場。実は詐欺被害に遭いそうなったという泉ピン子。「保険が満期になったと電話があってラッキって思った。でも、おかしいと思って熱海署に連絡した」と、間一髪で難を逃れたことを語った。

また、飯尾も母親が「オレオレ詐欺」被害に遭いかけたエピソードを披露。「風邪の治療代で50万円が必要」と電話が。しかし、不審に感じ電話を切ったという。「僕がお金を借りる時は、“お母様”って丁寧な言葉を使っていたが、“おふくろ”と言っていて怪しいと思ったらしい」といい、「50万も借りるならお嬢様と呼ばなければ」と笑いを誘っていた。

詐欺に遭遇した場合どうすればよいのか? という質問に対しDaiGoは「焦らせて判断能力を鈍らせる」と詐欺師の手口を話し、そんな時は「20秒くらい間を空けることが大事かもしれない」と回避策を伝授。「自分は大丈夫」とは思わず一呼吸おき、冷静に判断することが重要だという。

終了後は、出演者らが自ら通行人にチラシを配布。高齢者詐欺・トラブル予防を呼びかけていた。

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StartHome編集部

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