3月1日のSuper Tuesday(米国共和党と民主党2党の初回戦)で、政治経験ゼロの不動産王、ドナルドトランプ氏の支持率が高まり、7州で勝利を納めた。これにはアメリカだけでなく世界中が「こいつはマジでヤバいんじゃないか?!」とにわかにざわついている。Googleの発表では、トランプ氏のまさかの大勝利確定ご数時間のうちに「Move to Canada(カナダに移住)」という検索ワード急上昇したらしい。

■ジョークにならないトランプ氏の高支持率

政治経験ゼロで大統領候補にのし上がったトランプ氏の高支持率獲得を受けて、にわかに注目を集めるSuper Tuesday。選挙においては、ツバメの低空飛行どころか、地面を歩いているようなレベルの低さの投票率を誇る日本とは違い、アメリカの選挙は国中が沸き立つ一大イベントだ。

政治経験が全くなく、どちらかといえば問題発言ばかり取りざたされているトランプ氏が、夫のスキャンダルを踏み台にのし上がったパワーレディ代表、ヒラリークリントンと並んで本線出馬が濃厚と見られている今の状況に世界中の国々が注目している。

まるでジョーク映画のように、カネにモノを言わせてのし上がったトランプ氏の台頭は、冗談でなく、相当ヤバイ。

「当選したら、アメリカとメキシコを”壁”で分断し、違法入国を断絶する。ついでにムスリム(イスラム教信者)の入国も一時禁止だ」

という進撃の巨人的ウォール建設発言や

「中国に北朝鮮の金正恩氏を「抹殺させる」」

など、007もビックリの超危険発言のオンパレード。

トランプ氏は言わずとしれた不動産王の家系。かの有名な「トランプタワー」には、あの超絶リッチなビルゲイツ氏も住んでいる。総資産は1兆700億円(2016年6月時点)。そんなスーパーお金持ちの彼は過去にも「俺は金持ちだ!」とわざわざ発言するなど、数々の迷言は枚挙に暇がない。幼少期には問題行動からミリタリースクールに強制入学させられたりという過去もあることから、幼少期から中々の問題児だったようだ。

■国外逃亡を検討するアメリカ人の何故

そんなトランプ氏がジョージア州、アラバマ州、テネシー州、マサチューセッツ州、バージニア州、バーモント州、アーカンソー州の7つの州で勝利した。

過激発言を繰り返す彼の快挙に、世界ももちろんざわついたが、Googleが発表したデータからは面白い事実が見える。

そのデータによれば、トランプ氏の勝利が確定してから数時間で、トランプ氏を支持している人が多数いるはずのテネシー州・マサチューセッツ州で「Move to Canada(カナダに移住)」という検索ワード急上昇したらしい(ワシントン州でも検索回数が上昇)。翌日の水曜日には、「Move to Canada(カナダに移住)」の検索回数は1500%も上昇した。

え?君達が支持したんじゃないの? という疑問を誰もが持つだろう。

アクセスの激増により、カナダ移民局のウェブサイトがダウンするほどの事態まで起きているのに、何故その州でトランプ氏が支持を集めているのか・・・。

砂漠地帯の地下に本気でUFOや宇宙人を閉じ込めて研究していそうなアメリカだけに、ジュラルミンケースに入った札束が自家用ジェットの中で手渡されていたりする図も思い浮かべてしまうが、次の山場となる15日の予備選挙からも目が離せない。

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