公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、「数学甲子園2015(第8回全国数学選手権大会)」(後援:文部科学省、特別協力:東京電機大学)の開催に伴い、2015年4月21日(火)から、出場チームの募集を開始いたします。

「数学甲子園2015」ロゴ

本大会は、全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校の数学日本一をチーム(3~5人)対抗戦によって決めるものです。毎年右肩上がりに参加校数が増え続けて、昨年は42都道府県から過去最高の189校368チーム1,473人が参加し、熱戦の末に初出場の「灘高等学校・おめがチーム」(兵庫県)が優勝を飾りました。

本大会の特長は、数学の問題を解くだけではなく、自分たちで問題を創作しその問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を通じて、「数学力」「創作力」「問題解決力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育むことにあります。

参加チームの募集は4月21日(火)から6月22日(月)まで行い、8月5日(水)から10日(月)の間に全国12都市で地域予選を行う予定です。予選を勝ち抜いた36チームが、9月20日(日)に東京で行う本選に集結します。

理数離れが問題視されるなか、中・高・高専生が一堂に会して数学力を競う本大会に、ぜひご注目ください。

数学甲子園2015公式ホームページURL: http://www.su-gaku.net/events/koshien/

【「数学甲子園2015」開催要項】
大会名称    :数学甲子園2015(第8回全国数学選手権大会)
主催      :公益財団法人 日本数学検定協会
後援      :文部科学省
特別協力    :東京電機大学
本選開催日   :2015年9月20日(日)
本選会場    :ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール
(東京都千代田区)
予選開催日   :2015年8月5日(水)~8月10日(月)の間の6日間
予選開催会場  :札幌市・仙台市・郡山市・東京都(23区内)・金沢市・
名古屋市・京都市・大阪市・岡山市・福岡市・熊本市・
那覇市
※予選会場は変更になる場合がありますので
あらかじめご了承ください。
申込方法    :「参加申込書」を数学甲子園の公式ホームページから
ダウンロードし、電子メールまたは郵送でお申し込み
ください。
申込期間    :2015年4月21日(火)~6月22日(月)
参加費用    :無料
※会場までの交通費・宿泊費等は、
各チーム・学校でご負担願います。

<予選のチーム編成について>
(1) チームは、同一の中学校、高等学校、中高一貫教育校、高等専門学校(3年生まで)に在学する生徒または学生で編成してください。

(2) 各チーム3~5名の選手で編成し、申込時にリーダーを1名選出してください。
※学年や男女混成については問いません。
※同一校から何チームでも参加できます。

<本選のチーム編成について>
(1) 予選を通過したチームごとに1名の監督が必要です。
(2) 監督は、20歳以上かつ選手が在籍する学校の教諭・講師・関係者の方でお願いします(選手の保護者等も可)。
※(2)の条件を満たす監督がいない場合は、リーダーが監督の役割を代行してください。
※本選に出場できるチームは、各学校から最大2チームです。

【競技の流れ】
<予選>
競技内容:参加選手が個々に、問題20問を60分以内に解答します。
出題範囲:実用数学技能検定(数学検定)準2級・
2級程度の日本語表記問題を20問
選抜方法:チームの平均点に基づいて36チームを選抜します。
※くわしい選抜方法については、
数学甲子園の公式ホームページをご覧ください。

<本選>
●準々決勝
競技内容:チーム全員で問題15問を30分以内に解答します。
出題範囲:15問(日本語表記問題10問、英語表記問題5問)
(1) 数学検定2級2次(数理技能検定)程度の日本語表記問題を5問
(2) 数学検定準1級1次(計算技能検定)程度の日本語表記問題を5問
(3) 数学検定準2級・2級程度の英語表記問題を5問
選抜方法:得点の高い上位15チームを選抜します。

●準決勝
競技内容:チーム全員で問題2問(日本語表記問題2問のうち1問を選択、
英語表記問題1問を必須)を40分以内に解答します。
出題範囲:数学検定準1級程度の日本語表記問題・英語表記問題
選抜方法:得点の高い上位6チームを選抜します。

●決勝
◇Stage1:制限時間のなかで、提示されたテーマに沿った問題を創作します。
Stage2で行うプレゼンテーション資料を作成します。

◇Stage2:Stage1で創作した問題についてのプレゼンテーションと、相手チームと質疑応答を行います。

Stage1とStage2の総合得点が最も高いチームが優勝です。

【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった受検者数は、2006年以降は年間30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も15,000団体を超えました。以来、累計受検者数は450万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(過去5年間で延べ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。

【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学教育学部初等教育学科長・教授)
会長  : 甘利 俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、
東京大学名誉教授)
設立  : 1999年7月15日
事業内容: (1) 数学に関する技能検定の実施、
技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2) ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3) 数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4) 数学の普及啓発に関する事業
(5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL   : http://www.su-gaku.net/

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