ALITA_StartHomeblog
銃夢」という漫画作品をご存知でしょうか?
作者は木城ゆきと先生。集英社「ビジネスジャンプ」で1990年~1995年まで連載し、後に続編の「銃夢 LastOrder」が同じく集英社「ウルトラジャンプ」で2000年から2010年まで、今度はさらに出版社を変えて講談社「イブニング」で2011年~2014年まで連載された一風変わった作品です。

リアルタイムの原作ファンには、連載の合間が長くてモヤモヤしたり、出版社が変わって掲示板上で憶測が流れたりした記憶のある異端児作品ですが、当時からカルト的な人気を持ち、現在も根強いファンがいる作品でもあります。

その「銃夢」を原作にした20世紀フォックスの12月公開映画「アリータ:バトル・エンジェル」のプレゼンテーションが6月中旬に開催されました。
このイベントには、プロデューサーのジョン・ランドー氏が登壇、また原作者の木城ゆきと先生もお越しになっていました。

そこで今日は、原作「銃夢」を読んだ人の目から見た「アリータ:バトル・エンジェル」の魅力をご紹介しようと思います。
もしかしたらネタバレになる可能性もありますので、原作未読の方はご注意下さい。

脚本・監督はジェームス・キャメロン氏


冒頭にプロデューサーのジョン・ランドー氏を紹介しましたが、さらに本作の脚本・監督はジェームス・キャメロン氏。代表作は「ターミネーターシリーズ」「エイリアン」、「タイタニック」「アバター」など誰もが知る名作が並びます。
今回のプレゼンテーションでは、ジョン・ランドー氏より3Dに対する注力が強調されました。今作は既存の作品を3Dにしたのではなく、はじめから3Dを前提に撮影されてるとの事です。これにより「アバター」をどのように超えて来たのか、期待が高まるところですね。

アリータとガリィ

「アリータ: バトル・エンジェル」のヒロイン=アリータは、銃夢のヒロイン「ガリィ」の連載開始時点のキャラクターを元にしています。
本作タイトル「バトル・エンジェル」は原作第6話のタイトル「戦う天使(BATTLE ANGEL)」そのままとなっている事からも伺えます。
ガリィは連載が進んでいくと段々と性格が変わっていきますが、開始当初のキャラクターである記憶を無くして戸惑う少女然としたガリィがアリータとなっています。

やや余談ですが、「銃夢」の後半と、続編の「銃夢 LastOrder」からは少女の成長物語というよりは、SFトンデモ格闘アクションとなっていきます。
そのためガリィのキャラクターも変わって来るので、そちらがお好きな方は原作もチェックしてみてはいかがでしょうか。

そこかしこに配置された日本文化

ガリィは火星で人型サイボーグのために発達した格闘法の中でも、最強のものと言われる「機甲術」(パンツァークンスト)という格闘術を使って戦います。
今作でもその設定は生きていると思われますが、よく見るとアリータは”山突き”など空手固有の技を使っていたり、また部屋の一部に漢字が使われたポスター?が貼られていたりなど、そこかしこに日本文化のオマージュが伺えます。
(原作でもガリィは空手風の技を使いますし、終盤ではそのまんま「超電磁空手」という格闘術が登場します)

【ネタバレ注意】原作もチェックしよう!

「アリータ:バトル・エンジェル」は原作ファンも楽しめるように出来上がっています。
原作未読の方は先に読むとネタバレになるので、劇場で見てから原作もチェックしてみると2重の楽しみがあると思います!

以下、「アリータ:バトル・エンジェル」を詳しく知らない筆者の推測。

「銃夢」1巻近辺の強敵と言えば、生物の脳からエンドルフィンを摂取するエンドルフィン中毒でしたが、本作でそれが再現されるとなると、かなり画面的に「!」な事になります。彼が登場するとなると、超振動アクチュエーター(制御信号を実際の動きに変換する動力装置)を3Dで表現する事になります。指が自由自在に動く鞭になるイメージです。かなりアクロバティックなアクションなるのでドキドキしますね!

▼映画公開前に原作を読んで予習したい方はコチラ▼

「アリータ:バトル・エンジェル」
2018年12月公開
(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

ライター紹介
■梅木千世(うめきちせ)
1979年生まれの鎌倉市出身。
ベンチャー企業のマーケッター。元Webデザイナー、空手家、古美術商。
ブログ(URL:http://web-design.link/)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加