モノを個人で消費するのではなく、社会で共有する次世代の経済のカタチである「シェアリングエコノミー」。これまでの経済のあり方を大きく変えるかもしれないと注目されている。そんな「シェアリングエコノミー」について、いったいどんなものなのか全く知らない初心者にも分かりやすく解説する。

Share Sharing Portion Media Connection Feedback Concept

そもそも「シェアリングエコノミー」とは、文字通り「共有経済」のことを指し、車、家、空間など様々なモノを、自分が使わない間は他の人々に共有するということ。これは昔からある「おすそ分け」の考え方に近く、全く新しい概念というわけではない。ただ昔と大きく異なるのは、それを世界中の誰に対しても行うことができる点である。シェアリングエコノミーの発展はインターネットやSNSの登場によるもので、これまで点在していた「共有したいモノの情報」と「共有して欲しい人の情報」を、インターネット上に集約することで、誰に対しても即座にモノを共有することが可能になった。

ここからは、代表的なシェアリングサービスを3つ紹介する。

代表的なシェアリングエコノミーサービス3選

ライドシェアサービスで急成長「Uber」

Detail of the taxi car on the street

現在世界的に最も成功しているシェアリングサービスの一つに、シリコンバレー発のライドシェアサービス「Uber」がある。これは、ドライバーと、移動に車を利用したいユーザーをマッチングさせるサービスで、タクシーよりも早く車を呼ぶことができる点で、アメリカを中心に爆発的に成長した。2009年に設立された会社ですが、既にその時価総額はユニクロ(ファーストリテイリング)などの大企業を大きく超える規模にまで急成長している。

参照元:「Uber」

民泊サービスで新たな交流も「Airbnb」

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「Uber」同様に大きく成功しているのは、民泊サービスの「Airbnb」だ。自宅の空き部屋や使っていない家などを貸し出したいホストと、旅行などで安く宿に泊まりたいゲストをマッチングさせるサービスである。

例えば、田舎で夫婦と子供で一緒に実家で住んでいるとするというホストのケースで考えてみよう。子供が大学生になると一人暮らしをはじめるということもあるだろう。そうなると、これまで子供が使ってきた部屋が空くこととなる。おそらく、子供が大学から帰ってくると思われる春、夏、秋、冬季休暇以外は、何もしない限り空いていることになる。このような誰も使っていない部屋をAirbnb活用し、「旅行でやすく宿に泊まりたい人」に貸すことで副業としての収入を得るということができる。また、利用者としては、安く宿泊できるのみならず、現地の方との生のコミュニケーションが楽しめるという部分がある。ホテルに泊まるだけでは知りえない旅行スポットや裏事情、考え方を知ることもできる。

参照元:「Airbnb」

使っていない空間は全てシェア「スペースマーケット」

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家以外の空間をシェアできるサービスも多数生まれている。日本発のサービス「スペースマーケット」は、会議室から古民家、さらには映画館まで、実に様々な空間をレンタルして使用することができるサービスである。

参照元:「スペースマーケット」

シェアリングエコノミーサービスはこれまでの働き方を変える?

Online Network Connect Global Sharing Media Concept

これまで主要なシェアリングサービスを紹介してきたが、こうしたサービスによって、遊休資産を活用してお金を稼ぐことが可能になり、副業としてシェアリングサービスを利用する人が増えてきた。まだまだ発展途上ではあるが、シェアリングエコノミーは従来のサラリーマンとしての働き方を大きく変える可能性を秘めている。

何はともあれ、シェアリングエコノミーの魅力について理解するには、ユーザーとしてサービスを使ってみることが1番である。もし、使っていないけど誰かに貸したいモノがあれば、シェアリングサービスを使って世界の誰かに貸してみるのも良いかもしれない。

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