アメリカ全国集合住宅協議会と、不動産業界調査会社のKingsleyは、国民がマンションやアパートメントなどの集合住宅に賃貸で住む場合の好みと傾向について調査しました。グラフィックス1この調査ではアンケートを通じて、部屋探しからはじまり、住宅の設備やコミュニティについて、また周辺の環境やサービスまで、集合住宅賃貸に関するあらゆる分野の状況がヒアリングされています。

アンケート調査から見えてきた、アメリカの賃貸住宅トレンドは?

グラフィックス22015年現在、アメリカ全土で約3800万人が2000万件の賃貸物件に住んでいます。5年前より160万人も増加しています。
グラフィックス3賃貸住宅に暮らす人々は、自分の住居に対して何を求めているのでしょうか。
第一は、やはり立地。日常的な買い物や外食、バーなどが徒歩圏内にあることを希望する人が多く、逆に会社へは車で通勤することを想定しある程度距離があることが望ましいという結果が出ています。つまり、日常生活やナイトライフが家の近くにあり、職場からはある程度離れたいという考えの人が多いことがうかがえます。
家の周りの環境についてのこだわりは、駐車場の利便性(94%)、プール施設(83%)、ジム(82%)、セキュリティ(80%)、ゴミ回収体制(80%)という順番で並ぶほか、物件自体に対してはハイスピードネット回線(94%)、ウォークインクローゼット(89%)、防音壁(88%)、
バルコニー(87%)、室内乾燥機(87%)などが求められています。
グラフィックス4そして、地域ごとに重視される住環境が異なるということが分かりました。例えば、ニューヨーク・ニュージャーシー周辺では57%の人が公共交通機関を重要視している一方で、ロサンゼルスでは97%の人が自家用車が止められる駐車があることを重視しています。また興味深い項目としてはシアトルでは78%の人が禁煙の物件であるかどうかを部屋探しの指針にしているなど、地理的特性やその地域の住民の慣習による住宅に対して求める要素の違いがこの調査によって明らかになりました。
グラフィックス5今回の調査に回答した人の91%は携帯電話を持っており、そのうち半分以上の人がが部屋探しをする際に携帯電話の通信環境をチェックすると言っています。また、98%の人が快適なインターネット環境が用意されていることが重要である、と回答しています。
日本ではようやく一部の企業がネット環境を利用し、オフィスという形態を重視しないリモートワークを導入し始めましたが、日本より遥かに広い国土を持つアメリカではオフィスという形態に縛られない働き方の新しいスタイルの導入が進んでいます。
また周辺環境の充実を求めるアメリカの住宅トレンドの背景にあるのは、ワークライフバランスを重視するアメリカならではと言えるかもしれません。
私生活と就業関係のバランスをとることは、中々難しいことですが、インターネット環境の充実によって、人々が「職場の近くに住まないと大変だ」という選択肢から自由になったことが、近年のアメリカの住宅事情の変化に見ることが出来ますね。
暮らしのスタイルを含めて、どう働くか、どんな人生を送るか、ということを考える際に、自由な選択が可能なアメリカへの移住、転職を考えてみるということも、これからの時代のスタイルの一つになるかもしれません。
調査出典:グラフィックス6

記事提供元:キャプチャ

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