本や論文を作成する時に必要となるのが、目次。

目次が1ページ目にあるだけで、読む人にとって長文の読みやすさがぐっとアップしますよね。
目次タイトルとページ数を手作業で入力して、目次のようなものを作成することもできますが、そうするとあとから内容を編集した時に都度目次に記載したページ数を変えなくてはならなかったり、目次項目を作成・削除しなくてはならなかったり…と、後々の編集が煩雑になってしまいます。

そこで、目次機能の出番です。

WPS Writerの目次機能を活用すれば、見出しとして設定した項目から自動的に目次を作成することができ、あとからの編集もラクラク操作で完了させることができます。
 

目次のタイトルにしたいテキストのフォントを変更しよう

目次タイトルのフォントを本文のテキストとは異なるフォントに変更して、文書全体にメリハリをつけましょう。

1.メニューから「ホーム」を選択し、「見出し1」と記載がある部分の上で右クリックします。


 
2.右クリックメニューから「スタイルの変更」を選択します。

 
3.「スタイルの変更」の画面が開きます。「書式」から目次タイトルに反映させたいフォントを選択します。

今回は、フォントをHG行書体、サイズを14pt、太字・斜体に変更してみました。
 
4.設定が完了したら「OK」をクリックします。

 

目次タイトルを指定しよう

続いて、目次タイトルを指定しましょう。
この操作を行うことで、目次を作成したときの目次タイトルに反映されます。また、前述の操作で指定したフォントが反映されます。

1.目次タイトルとして指定したいテキストをドラッグして選択します。
今回は『セロ弾きのゴーシュ』の部分を指定します。
 

 
2.「ホーム」をクリックし、「見出し1」をクリックします。クリックすることで、前述の操作で設定したフォントに変わります。


 
3.操作手順1と2の操作を、他の目次タイトルのテキストにも行います。

『銀河鉄道の夜』

『グスコーブドリの伝記』

『風の又三郎』

これら4つを目次タイトルに指定しました。
 

目次を作成しよう

ここまでの設定で準備が整いました。いよいよ目次を作成する操作です。

1.目次を作成したい位置をクリックしたあと、上のメニューから「参照」をクリックして「目次の挿入」を選択します。


 
2.目次の設定画面が開きます。今回は特別な変更を加えずに「OK」をクリックします。


 
3.カーソル位置に、目次が作成されました。

自動的に目次タイトル、その目次タイトルがあるページ数が反映されるので、とても楽チンです!
 

目次があると、こんなに便利!

目次を作成しておくと、後から該当の箇所のページが変わってしまっても「目次の更新」を行うことで自動的に目次のページが変更されます。

例えば、もともと1ページ目にあった『銀河鉄道の夜』の目次のタイトルが、2ページ目に移ってしまった場合には…


 
まず、上のメニューから「参照」をクリックし「目次の更新」をクリックします。


 
続いて「目次の内容を更新する」のメッセージが表示されます。「ページ番号のみを更新する」を選択し、「OK」をクリックします。


 
この操作だけで目次のページ名が更新されます。


 
目次を作成すると、その後に目次以外の部分を編集した場合でも少ない操作で目次を正しい内容に更新することができます。
長い文書を作成したら、万が一に備えてファイルのバックアップ設定とともに、作成者には編集しやすく閲覧者には読みやすくなる目次機能をぜひWPS Writerでご活用ください!

 

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