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なかなかお金が貯まらないと嘆いているそこのあなた。時間をかけて、うまく資産運用すれば、老後も苦労しないほど資産が持てるかもしれません。日常の積み重ねが加速度的に増加する。そんなうまい話があるかというあなた。別に、何かダークな変なことをするわけではありません。「複利」をうまく利用するのです。

なんだ。どうせうまくいかないよというあなた。
いやいや、馬鹿にしてはいけません。
筆者も、複利を利用した投資で得た資金を利用して、不動産を購入しました。

よく考えて、資産運用すれば、資産が加速度を増して増え続け、1億円を超える資産を手にするということが夢ではないかもしれませんよ。
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■ 複利とは

みなさんは、「複利(ふくり)」という用語はご存知でしょうか。
「複利」とは、複利法によって計算された利子のことです。複利法とは、元金(がんきん)によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式でのことで、すなわち、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく方法です。すなわち、元金に増えた利息分の金額を合算した金額に対しての利息がついて、雪だるま式に元金が増える方法です。以下は、複利20%のグラフです。40回組み入れると、1が約1,500になります。すなわち、元金が1円の場合、年利が20%だと、40年後は1,500円になるということです。
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■ 複利を利用して運用すると

複利を利用すると、30年で、年利20%で。237.4倍になります。
元金30万円で運用した場合を考えてみましょう。下記の表をご覧ください。
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年利20%の資産運用を実現した場合、元金30万円は、30年後には7,120万円、31年後には8,540万円ほどになります。株式等の資産運用は、この元金30万円だけで実施して、単に、毎月5万円、年60万円貯蓄するとした場合、31年目で1億円を超えてくる計算になります。
ところで、資産運用をする目的の一つは、銀行で預けていても金利が非常に低いので、自ら運用して、資産を増やすことだと思います。そこで、貯蓄分も資産運用に回すこととします。
貯蓄分を加算して資産運用すれば、資産増加の加速度は、圧倒的に増加します。ただ、貯蓄分100%を投資に回すのは、リスクが高すぎるよと感じる方もいるかと存じます。もちろん、貯蓄分100%を資産運用すれば、加速度は増しますが、リスクを考え、貯蓄分の半分を資産運用に回すこととします。すなわち、1年で30万円を投資の資金とし、残りの30万円を貯蓄して、投資には投入しないこととした場合は、以下のようになります。
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すると、17年目で5,000万円を超えて、21年目には1億円を超える計算になります。
すなわち、最初30万円で開始し、毎月5万円を貯蓄して、その貯蓄の半分を回して資産運用するだけで、20年で資産が1億円を超える可能性があることになるわけです。
銀行に預けていてもこのようにはなりません。時間は要しますが、怪しいことをしているわけでもありません。

■ 年利20%は難しくないですか?

年利20%は非現実的ではないかと思われるかもしれません。でも、よく考えると、そうでもないかもしれません。
下記をご覧ください。
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利率10%%の達成の投資を年間2回達成すれば、1.21倍、3回達成すれば、1.33倍、4回達成すれば、1.46倍になります。

すなわち、6ケ月に1回、投資したものが10%上昇して、年2回売却する資産運用ができれば、年利20%は達成できるわけです。もし、4カ月に1回、株式等が10%上昇での売買が成立させることができるとすれば、年利30%が達成できるのです。例えば、株式なら、1年間に3回から4回の売買を目指せば、年利20%が実現可能といえるのです。すなわち、前述の表2の資産運用が可能になるのです。

なお、リスクヘッジとして、株式は複数の銘柄に分散してもよいと思います。また、値下がりをしてしまった時のために、投資資金の半分くらいを投資に回して、予想以上に値下がりしたら買い増しをして、全体の購入価格を下げるような手法も必要かとは思います。

■ 最後に

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いかがでしたでしょうか。
例えば、3,000万円分株式を保有していれば、配当を2%とした場合、配当のみで、年間60万円ほど手に入れることができる計算になり、配当から目標の貯蓄の金額も捻出できることになります。

なにはともあれ、計算通りにはいかないとしても、投資で獲得した資金を、儲かったということで使ってしまわないで、複利と時間を利用した投資に利用すれば、間違いなく資産は増加していくことでしょう。

なお、大きく儲かっているのに、投資のみに回すのは、厳しいとの意見があるかと思います。それなら、毎年の資産の目標値を決め、その数値を上回っている場合は、その範囲で、贅沢をしてもよいかと思います。旅行をするのも一種の投資ですしね、こうすれば、長続きするでしょう。

「複利」と「時間」で、「フジ」の方法での資産運用です。

このように30万円でスタートして、毎月たった5万円貯めての資産運用ができれば、あなたは20年で資産を1億円とすることができるのです。

そして、価値のある不動産購入や老後の資金にあてることを考えましょう。

実際の資産運用の方法については、今後解説していきます。

手元の資金のうちの30万円でも資産運用に回すことも考えてみてはいかがですか?

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StartHome編集部

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